東京六大学・春季リーグ戦が神宮球場で8日、幕開けした。大会スタートを告げる開会式では、昨秋・優勝校の明大主将・上田希由翔が選手宣誓を行っている。 「4年前、この神宮球場には本来の東京六大学野球はありませんでした。さまざまな制限がかかり、歓…

東京六大学・春季リーグ戦が神宮球場で8日、幕開けした。大会スタートを告げる開会式では、昨秋・優勝校の明大主将・上田希由翔が選手宣誓を行っている。

「4年前、この神宮球場には本来の東京六大学野球はありませんでした。さまざまな制限がかかり、歓声のない神宮球場で私たちは戦い続けてきました。ついに、この神宮球場に歓声が戻ってきます。この日を待ちわびていた多くの人々とともに、全身全霊で戦い抜くことを誓います」

今大会からは内野の応援席が復活し(コロナ前の2019年秋までのレギュレーション)が戻ってきた。開会式には、東京六大学・全6校が行進し、六大学すべてのユニフォームがそろう光景は野球ファンを感動に包んだ。大会第8週となる5月27、28日の早慶戦まで天皇杯をかけた熱き戦いが繰り広げられる。

2023年の春季リーグ戦は、4月8日から始まる開幕週を皮切りに3季連続優勝を目指す明大が東大と対戦。昨リーグ、春秋連覇を果たした明大が王者の意地をみせつけるのか?開幕週のみならず神宮のでの熱戦に注目したい。

明治は、強力な打線武器に今季もリーグ制覇を狙う。ちなみに東京六大学のドラフト候補生は、慶大・広瀬内野手、法大・今泉内野手、法大の左腕・尾崎投手、明大の右腕・蒔田投手などの選手なのだとか。東京六大学野球・春季リーグ戦の試合開始時刻は、2試合日が午前11時で、1試合日が午後1時。プロ併用日はそれぞれ1時間早まるという。

文/スポーツブル編集部