男子テニスのフェイズ・サロフィム&Co.米男子クレーコート選手権(アメリカ/ヒューストン、クレー、ATP250)は8日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードのF・ティアフォー(アメリカ)が世界ランク71位のJ・クブラー(オーストラリア)…

男子テニスのフェイズ・サロフィム&Co.米男子クレーコート選手権(アメリカ/ヒューストン、クレー、ATP250)は8日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードのF・ティアフォー(アメリカ)が世界ランク71位のJ・クブラー(オーストラリア)を6-4, 6-4のストレートで破り、大会初のベスト4進出を果たした。
>>ティアフォーら ヒューストン組合せ<<
世界ランク15位のティアフォーは先月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)で大会初のベスト4進出を果たしたものの、翌週のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)では3回戦敗退となった。
5度目の出場で最高成績は昨年に記録したベスト8。今大会、雨による悪天候で試合を行えず、5日に予定していた初戦となる2回戦は同日に延期となっていた。
そして、この日2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク152位のS・ジョンソン(アメリカ)を6-2, 6-4のストレートで下して、初戦を突破した。
1日2試合を戦うダブルヘッダーとなったティアフォーは準々決勝の第1セット、互いにサービスキープが続くも、第6ゲームから3ゲーム連取に成功し、先行する。続く第2セット、1度のブレークに成功したティアフォーはサービスゲームで1度もブレークを許すことなく、4度目のマッチポイントをものにし、1時間28分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでティアフォーのコメントを紹介している。
「1日に2試合するのは久しぶりだ。ここに来て、これほど良いプレーができるなんて、信じられないと思った。ボールのスピードも速くて、気温も高く、汗をかくほどだった」
ティアフォーは準決勝で世界ランク123位のG・ブラウワー(オランダ)と対戦する。ブラウワーは準々決勝で第5シードのJ・J・ウルフ(アメリカ)を6-3, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。