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 4月8日(現地時間7日)、渡邊雄太所属のブルックリン・ネッツはホームでオーランド・マジックと対戦。前半を58-39と19点リードで折り返したネッツは、後半で逆転を許すことなく、最終スコア101-84で勝利を挙げている。この結果によってイースタン・カンファレンスの6位が確定し、プレーオフへの進出が決まった。


 今回のプレーオフを合わせると、5シーズン連続でのポストシーズン出場となるネッツ。直近の4シーズンでは1回戦敗退が3度と思うような結果を残せていないが、2020-21シーズンにはカンファレンスセミファイナルに進出し、ミルウォーキー・バックスと第7戦までもつれる激闘を繰り広げた。なお、当該シーズンではバックスが球団史上2度目の優勝をつかんでいる。

 昨シーズンにはケビン・デュラント、カイリー・アービング、ジェームズ・ハーデンを擁したものの、ハーデンがトレードされたことでトリオは約1年間で解体に。今シーズンは新たにベン・シモンズをビッグ3の一角に迎えたが、今度はデュラントとアービングが他球団へ移籍し、チームの構成が一新された。

 スター選手らのトレードで獲得したミケル・ブリッジズ、キャメロン・ジョンソン、スペンサー・ディンウィディー、ドリアン・フィニー・スミスらを中心に、2月中旬以降を戦ってきたネッツ。時折連敗に陥る場面も見られたが、シーズン前半で積み重ねた白星を無駄にはせず、プレーオフへの道を切り開いている。

 ファーストラウンドでフィラデルフィア・セブンティシクサーズとの対戦が予定されているネッツ。今シーズンは0勝3敗と負け越しているものの、4月10日にはレギュラーシーズンでの最終戦でマッチアップが組まれており、ぜひとも白星をつかんでポストシーズンへ臨みたいところだ。

【動画】4月8日に開催されたネッツvsマジックのハイライト!