4月7日、北海道コンサドーレ札幌に所属する西大伍が自身のユーチューブチャンネルを更新。注目を浴びることとなった、横浜F…

 4月7日、北海道コンサドーレ札幌に所属する西大伍が自身のユーチューブチャンネルを更新。注目を浴びることとなった、横浜F・マリノス戦でのプレーを自ら振り返った。

 西はこの日、「【緊急】先日のオウンゴールについて西 大伍が話します」と題して1本の動画を投稿した。そこで取り上げたのは、4月5日に行われた、ルヴァンカップのグループステージ第3節、横浜FMとの試合でのワンプレーだ。

 このアウェイ戦に西はMFとして先発出場。チームは前半6分に先制するも、同10分に失点。1-1と振り出しに戻った展開での同26分のことだった。

 GK大谷幸輝がバックパスを受けると、西はそれを受けに自陣中央のレーンで下がる。西の背後、さらに左右に相手選手がいたことで、ややフェイントを入れるような形になりながらダイレクトでGKにボールを戻そうとしたのだが、そのボールが浮き球となって、しかも、GKからややずれるような形の軌道を描き、そのままゴールネットに吸い込まれていったのだ。

 この痛恨のオウンゴールがこの試合の決勝弾に。札幌は1-2で試合を落としてしまった。なお、西は後半17分に途中交代している。

■「まあ、ひどかったですねあれは…」

 この試合の翌日に撮影したという自身のユーチューブチャンネルで、西はまず「まあ、ひどかったですねあれは…」と切り出した。ふだん、「自分のプレーを振り返って試合を観たりというのはしないタイプなんですけど」と言いながらも、「ツイッターとかで流れてくるんで」と目にしたことを明かしている。

 そのうえで、「今でもなんでああいう飛び方をしたのかというのが分からないようなボールの飛び方をしていましたけど」と振り返っている。「まあツイてないと言えば簡単なんですけどね」としながらも、「相手の動きが見えてとっさに変えるというのは僕の良さでもあって、最後の最後のボールをキャンセルをして変えるというのは僕の得意なプレーでもあるんですけど、それが良くない方向に行った」と分析。

 さらに、「練習だったら足元に止めて逆にボールを持ち出したり、もう少し相手を引き付けて」というプレーができるのだというが、「試合になると、ちょっと引き付ける距離感が遠いのに近く感じたり、ちょっと、球離れが早くなったりっていうのは僕くらい試合に出ていてもまだまだあるんだなっていうのは感じました」と、率直な気持ちを語った。

 そして、「僕のプレーでチームメイトや応援してくれている皆さんに勝ちを届けられなかったというのや悔しいですけど、次に向かってまだまだやっていきたいなと思います」と周囲への申し訳なさと悔しさを口にしたのだった。

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