■サン…

■サンロッカーズ渋谷vs新潟アルビレックスBB(@青山学院記念館)

GAME1:4月8日17時5分、GAME2:4月9日14時5分

 前節、横浜ビー・コルセアーズ戦に72-82で敗れたサンロッカーズ渋谷。浜中謙ヘッドコーチが欠場し、木下博之アシスタントコーチがHC代行として指揮を執ったなか、19得点のライアン・ケリーをはじめ4人が2ケタ得点を挙げたが、ジェームズ・マイケル・マカドゥの欠場が響いた。リバウンド争いで11本差をつけられ、ペイントエリアで46失点と、インサイドで踏みとどまれなかった。

 SR渋谷は今シーズン、今節に迎え撃つ新潟アルビレックスBBと1勝1敗。213センチのコフィ・コーバーンに手を焼いただけに、警戒が必要だ。マカドゥの復帰が見込まれるなか、コーバーンへボールの供給を難しくさせたい。ベンドラメ礼生や関野剛平が相手ガード陣にプレッシャーを掛け、スティールを誘う場面が増えれば、主導権を握れそうだ。

 対する新潟は前節、富山グラウジーズに56-75で逆転負け。B1残留を争うライバルに手痛い敗戦を喫した。第1クォーターこそ5個のターンオーバーを誘うなど、21-10とスタートダッシュに成功したが、その後は一転して苦しい展開。第2クォーター以降、18個のターンオーバーを犯し、速攻やゴール下で失点を重ねた。

 リーグ最下位の新潟はB1残留圏内となる全体22位とのゲーム差が「2」に広がった。B2降格を避けるためには、これ以上負けられない。SR渋谷と直接対決した第26節は最後まで競り合ったが93-97で敗戦。敗因となったピック&ロールに対する対処と、コーバーン不在の時間帯をいかにして乗りきるか。全員でディフェンスとリバウンドから勝機を見出したい。

文=大橋裕之

■ロスター

・SR渋谷(HC:浜中謙)

関野剛平

ケビン・ジョーンズ

ベンドラメ礼生

小島元基

西野曜

ジェームズ・マイケル・マカドゥ

渡辺竜之佑

石井講祐

津屋一球

ライアン・ケリー

盛實海翔

田渡修人

井上宗一郎

・新潟(HC:コナー・ヘンリー)

川村卓也

モサクオルワダミロラ雄太ジョセフ

澁田怜音

ケヴェ・アルマ

杉本天昇

木村圭吾

綿貫瞬

コフィ・コーバーン

ロスコ・アレン

池田雄一

遠藤善

玉木祥護

小池文哉※特別指定