■レバ…

■レバンガ北海道vs群馬クレインサンダーズ(@北海きたえーる)

GAME1:4月8日15時5分、GAME2:4月9日14時5分

 前々節は予想外の連敗を喫してしまったレバンガ北海道だが、ホームに戻った前節は仙台89ERSに勝利。3点ビハインドで迎えた第4クォーターは8点差まで広げられたところからショーン・ロングが“バスケットカウント”を連発して逆転し、残り29秒にロングの36得点目でけりをつけた。ロングはオフェンス7本を含む17リバウンドもマークして勝利に貢献。チームは14勝目を挙げ、東地区7位の茨城ロボッツに再び2ゲーム差と迫った。とはいえ、B1残留に向けてはまだ予断を許さない状況だ。

 群馬クレインサンダーズは千葉ジェッツの地力に屈した。ケーレブ・ターズースキーとマイケル・パーカーがいずれも17得点を挙げるなど、トレイ・ジョーンズ不在の影響はさほど感じられなかったものの、ディフェンスでは相手の得点源を抑えることができず、ターンオーバーを誘うこともできなかった。第24節から5連敗のあと、1勝を挟んで再び3連敗でついに“貯金”を使い果たし、宇都宮ブレックスと秋田ノーザンハピネッツに並ばれることとなり、順位を東地区5位まで下げた。

 今シーズンの直接対戦は、第11節で群馬が99得点で白星。並里成に加えて山崎稜と菅原暉も2ケタ得点を挙げたのが効いたが、第26節では北海道が96得点でリベンジした。ドワイト・ラモスが26得点を叩き出し、中野司や松下裕汰もそれに続いた。今節も日本人選手が得点を伸ばし、外国籍選手頼みにならないことが双方にとって重要になるだろう。

文=吉川哲彦

■ロスター

・北海道(HC代行:小野寺龍太郎)

橋本竜馬

ナナーダニエル弾

ドワイト・ラモス

寺園脩斗

中野司

高橋耕陽

荒川颯

桜井良太

島谷怜※特別指定

ブロック・モータム

サムソン・フローリング

ショーン・ロング

デモン・ブルックス ※インジュアリーリスト

内藤耀悠 ※ユース育成特別枠

松下裕汰

・群馬(HC:水野宏太)

星野曹樹

マイケル・パーカー

トレイ・ジョーンズ

五十嵐圭

八村阿蓮

野本建吾

菅原暉

アキ・チェンバース

並里成

ケーレブ・ターズースキー

山崎稜

ジャスティン・キーナン