日本代表MF堂安律が所属するフライブルクが、DFBポカール(ドイツカップ)準々決勝で勝利を果たした。試合後の記念撮影では、堂安が「中心選手」であることがあらためて証明された。  フライブルクは現地時間4日、敵地アリアンツ・アレーナでバイエ…

 日本代表MF堂安律が所属するフライブルクが、DFBポカール(ドイツカップ)準々決勝で勝利を果たした。試合後の記念撮影では、堂安が「中心選手」であることがあらためて証明された。

 フライブルクは現地時間4日、敵地アリアンツ・アレーナでバイエルン・ミュンヘンと対戦した。ドイツ杯準決勝進出を懸けた重要な一戦だった。

 開始19分でバイエルンが先制するが、その8分後にニコラス・ヘフラーの強烈なシュートでフライブルクが追いつくことに成功する。その後はスコアが動かずに時計の針が進んだが、終了間際にバイエルンMFジャマル・ムシアラのハンドで、フライブルクがPKを獲得。この絶好機にルーカス・ヘラーがしっかりPKを沈め、フライブルクが2シーズン連続の準決勝進出を果たした。

 この試合で、堂安も奮闘した。2シャドーの一角として先発し、フル出場。リーグ戦では直近3試合で2ゴールを挙げており、チームからの信頼の強さをうかがわせた。

 ドイツの超名門であるバイエルンを破ることは、金星と言って差し支えないだろう。偉業を達成したフライブルクの選手やスタッフたちは試合後、敵地のスタジアムで満面の笑みを浮かべて記念撮影を行った。

■「律くん真ん中 試合お疲れ様でした!

 ゴールこそ奪えなかったが、堂安がフライブルクの主役であることが、このワンシーンからもうかがえた。記念写真を堂安が自身のインスタグラム公式アカウントで公開すると、以下のようなコメントが寄せられたのだ。

「おめでとうございます!皆さんとっても素敵な笑顔」
「素敵な写真 堂安選手センターですね」
「センター」
「律くんセンターですやん!! おめでとうございます」
「最高!! ブラボー」
「律くん真ん中 試合お疲れ様でした! 勝利おめでとうございます!」

 ひるむことなく前に出て、臆することなく自身の野心を前面に出す。そのメンタリティの強さも、堂安の強さのひとつである。

 週末には早くも次の戦いの舞台が待つ。現地時間8日にリーグ戦を戦うのは、またもバイエルン。フライブルクもブンデスリーガで4位と好調であり、堂安もスポットライトを奪うべく、野望を燃やしているはずだ。

いま一番読まれている記事を読む