テニスの不正を監視することを目的とした機関、ITIA(国際テニス インテグリティ・エージェンシー)は3月30日、ドミニカ共和国の審判1名を複数の違反におりテニス界から追放したと発表した。国際審判員のファビアン・カレロ氏は2019年11月か…

テニスの不正を監視することを目的とした機関、ITIA(国際テニス インテグリティ・エージェンシー)は3月30日、ドミニカ共和国の審判1名を複数の違反におりテニス界から追放したと発表した。
国際審判員のファビアン・カレロ氏は2019年11月から12月にかけて、ITF大会における8試合で16度の違反をしたことが確認された。
違反名目は八百長で、ある特定のポイントで賭けられたものに勝利が保証されるよう手元の携帯端末を操作したことが明らかとなった。
審理が進む過程で、2022年3月からカレロ氏は審判台に座ることはできなくなっていたが、今回の決定で永久的な資格はく奪が決定。ITFや母国ドミニカ共和国の主催するテニス大会で審判を務めたり、出席すること自体も禁止される。