男子テニスのフェイズ・サロフィム&Co.米男子クレーコート選手権(アメリカ/ヒューストン、クレー、ATP250)は2日、予選決勝が行われ、第1シードで世界ランク123位の綿貫陽介が第8シードのF・メリジェニ・アウヴェス(ブラジル)を7-5…

男子テニスのフェイズ・サロフィム&Co.米男子クレーコート選手権(アメリカ/ヒューストン、クレー、ATP250)は2日、予選決勝が行われ、第1シードで世界ランク123位の綿貫陽介が第8シードのF・メリジェニ・アウヴェス(ブラジル)を7-5, 5-7, 6-4のフルセットで破り、本戦出場を果たした。
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1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で予選を勝ち抜くと本戦1回戦でA・リンデルクネシュ(フランス)を破り、四大大会初白星を飾った24歳の綿貫。前週のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)では予選2試合を勝ち抜き本戦出場を果たすと、同じく予選から出場したB・ペール(フランス)を下し「ATPマスターズ1000」本戦で初白星を飾った。
予選2試合を勝ち抜くと本戦入りとなる今大会。綿貫は1回戦、ワイルドカード(主催者推薦)で出場する世界ランク570位のM・ペコティッチ(クロアチア)を7-6 (7-4), 6-4のストレートで破り、予選決勝進出を決めた。
この日の第1セット、開始からブレークを奪い合うと終盤となった第12ゲームで綿貫が3度目のブレークに成功し先行する。しかし、続く第2セット、第2ゲームで4度のブレークポイントを掴むも活かせず。第11ゲームでブレークを許し、1セットオールとされる。
迎えたファイナルセットでは第6ゲームでブレークに成功した綿貫。直後の第7ゲームでブレークバックを許すも第10ゲームで2度目のブレークを奪い、2時間31分の接戦を制した。
勝利した綿貫は本戦1回戦で同じく予選を勝ち上がった世界ランク134位のY・ハンフマン(ドイツ)と対戦する。
なお、今大会の本戦第1シードはF・ティアフォー(アメリカ)、第2シードはT・ポール(アメリカ)、第3シードはB・ナカシマ(アメリカ)、第4シードはJ・イズナー(アメリカ)、第5シードはJ・J・ウルフ(アメリカ)、第6シードはJ・クブラー(オーストラリア)、第7シードはM・ギロン(アメリカ)、第8シードはT・マルティン・エチェベリー(アルゼンチン)。上位4シードは1回戦免除のため2回戦から登場する。