テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は30日、同大会で14度の優勝を誇る世界ランク13位のR・ナダル(スペイン)のステンレス像のレプリカをお披露目した。>>アルカラスら マイアミOP組合せ<<約50cmのこ…

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は30日、同大会で14度の優勝を誇る世界ランク13位のR・ナダル(スペイン)のステンレス像のレプリカをお披露目した。
>>アルカラスら マイアミOP組合せ<<
約50cmのこの像は、2021年に全仏オープンが作成した高さ3mあるナダルのステンレス像のレプリカで、像が公開された式典はナダルの故郷であるスペイン/マヨルカ島のラファ・ナダル・アカデミーで開催。ナダル本人も登場し、コメントを発表した。
レプリカ像はローラン・ギャロスではなく、ラファ・ナダル・アカデミーの博物館に所蔵される。
「ローラン・ギャロスは僕のキャリアのなかでも最も大事な場所の1つで、その像がここにあるのはとても幸せなことだ。このレプリカを、僕の故郷の博物館に、家族、チームにとってとても身近な場所に置くことができたことは、さらに特別なこと。実現させてくれたすべての人に感謝している」
36歳のナダルは今季、大会連覇をかけて臨んだ1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では、2回戦で当時世界ランク65位のM・マクドナルド(アメリカ)にストレート負け。
この試合で左股関節付近を痛めており、今月1日には前週のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)と現在開催中のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)を欠場することを発表。3月20日付ATP世界ランキングでは約18年ぶりにトップ10から陥落した。
現在は自身のアカデミーでクレーコートシーズンに備え調整を行っている。