■茨城…

■茨城ロボッツvs信州ブレイブウォリアーズ(@アダストリアみとアリーナ)

GAME1:4月1日15時5分、GAME2:4月2日15時5分

「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」進出圏内のチームとの対戦が続いた3月の茨城ロボッツ。前節の川崎ブレイブサンダース戦も連敗し、3月は1勝6敗という結果に終わった。川崎戦は2戦とも第1クォーターに相手をリズムに乗せてしまい、その後に追い上げることはできたものの、序盤のつまずきが響いた格好だ。特にGAME2は24本ものオフェンスリバウンドを奪って相手を苦しめただけに、第1クォーターの34失点が悔やまれる。レバンガ北海道が2ゲーム差に迫り、今節に連敗すれば東地区最下位に転落する可能性もある。

 対する信州ブレイブウォリアーズは、第23節のリベンジを期して横浜ビー・コルセアーズ戦に臨んだが、こちらもあえなく連敗となった。GAME1は23ターンオーバーを喫して63得点止まり。GAME2は前半に10点リードを奪う展開から、後半に49失点。第4クォーターは11得点と、オフェンスも再び停滞してしまった。苦しい台所事情とはいえ、3月は2勝5敗で順位を中地区4位に下げ、“借金”も「5」まで増加。4月こそは反撃に打って出たい。

 今シーズンの茨城は15勝のうち、中地区から7勝と約半分の白星を挙げているが、川崎戦の連敗で勝率は五分となった。その意味でも、この信州戦は最低でも1勝がノルマとなる。キーマンはトーマス・ケネディだ。今シーズンは出場時間が安定しないが、前節GAME1では22得点。ジョシュ・ホーキンソンを擁する信州に対抗するには、同じ帰化選手であるケネディの得点力が必要だ。

文=吉川哲彦

■ロスター

・茨城(HC:リチャード・グレスマン)

トーマス・ケネディ

福澤晃平

浅井修伍※特別指定

多嶋朝飛

荻沼隼佑 ※ユース育成特別枠

チェハーレス・タプスコット

中村功平

キャメロン・クラットウィグ

山口颯斗

エリック・ジェイコブセン

山口哲平 ※ユース育成特別枠

鍵冨太雅

平尾充庸

鶴巻啓太

林翔太郎

ジャワラジョゼフ

・信州(HC:勝久マイケル)

ドゥレイロン・バーンズ

熊谷航

栗原ルイス

マシュー・アキノ

前田怜緒

ジョシュ・ホーキンソン

サイモン拓海

三ツ井利也

ウィリアム・モズリー

生原秀将

ウェイン・マーシャル ※インジュアリーリスト

アンソニー・マクヘンリー

岡田侑大