2006年のナ・リーグMVP、ライアン・ハワード氏がWBCを観戦 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で野…
2006年のナ・リーグMVP、ライアン・ハワード氏がWBCを観戦
第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で野球日本代表「侍ジャパン」の優勝に貢献し、MVPに輝いた大谷翔平投手(エンゼルス)は今や、メジャーのスターたちも一目置く存在になっている。2006年にナ・リーグMVPに輝き、MLB通算382本塁打を誇る元フィリーズのライアン・ハワード氏も「なんてことだ!」と驚きを隠せないでいた。
21日(日本時間22日)の米国との決勝戦が行われたローンデポ・パーク(米フロリダ州マイアミ)にはメジャー251勝を誇るCC・サバシア氏やFOXスポーツの解説を務めたアレックス・ロドリゲス氏、デービッド・オルティズ氏ら名だたる元メジャーリーガーが集結。レジェンドたちが見守る中、大谷は試合前のフリー打撃で22スイング中、10本の柵越えを披露した。
ゲストとして球場を訪れていたハワード氏は、元オリックスのアダム・ジョーンズ氏らと大谷の打撃練習を見て「なんてことだ!」と感嘆。「見ていて楽しかった。軽くスイングしているようで、打球がよく飛ぶ」と評した。中でも、バックスクリーン右にある大型ビジョン直撃の推定150メートル弾には衝撃を受けたようで「ここは広い球場で、ボールがあまり飛ばないのに、彼は簡単に打っていた。彼みたいな選手は見ていて楽しいし、特別な才能の持ち主だ」と大絶賛だった。
2006年の日米野球で6戦5発…「もちろん覚えている」
ハワード氏は、2004年にフィリーズでメジャーデビューすると、翌年には88試合で打率.288、22本塁打、63打点の成績を残しナ・リーグ新人王に。さらに2006年には打率.313、58本塁打、149打点という他の追随を許さない成績で本塁打王と打点王の2冠を獲得し、リーグMVPにも輝いた。
2006年11月には、MLBオールスターズのメンバーとして日米野球に出場。初来日を果たした。親善試合から第5戦まで全て4番に座り、打率.500(22打数11安打)、5本塁打、9打点、長打率1.318、OPS1.860という圧倒的な数字を残し、日本のファンを驚かせた。
もう17年前の出来事になるが、来日した時のことについて問うと、「もちろん覚えているよ」と懐かしそうに話す。「素晴らしい経験だった。日本野球や文化に触れられてよかった。ホストは親切で、アメージングなひと時だった」と感謝の言葉を述べた。(川村虎大 / Kodai Kawamura)