男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は26日、シングルス3回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク97位のダニエル太郎は同54位のE・ルースブオリ(フィンランド)に3-6, 6…

男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は26日、シングルス3回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク97位のダニエル太郎は同54位のE・ルースブオリ(フィンランド)に3-6, 6-7 (3-7)のストレートで敗れ、「ATPマスターズ1000」初のベスト16進出とはならなかった。
>>ダニエル 太郎らマイアミOP男子組合せ・結果<<
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30歳のダニエルは前週まで行われていたBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)で予選を勝ち抜き本戦入りすると、R・カルバレス バエナ(スペイン)M・ベレッティーニ(イタリア)を下し3回戦に進出。今大会はワイルドカードで本戦入りした。
1回戦で世界ランク72位のA・リンデルクネシュ(フランス)と対戦。第1セット途中でリンデルクネシュが棄権したため2回戦に進出すると、2回戦では第13シードのA・ズベレフ(ドイツ)を6-0, 6-4のストレートで撃破し「ATPマスターズ1000」で2大会連続の3回戦進出を決めた。
初の顔合わせとなったダニエルとルースブオリ。第1セット第3ゲームで先にブレークを奪ったダニエルだが、第4・第6ゲームでブレークを許し4ゲームを連取されてセットを落とす。
第2セットは互いにブレークを奪えずに推移するなか、ダニエルはファーストサービスが入ったときに79パーセントの確率でポイントを獲得するなど最後までブレークを許さないプレーを見せる。リターンゲームでは計5度のブレークチャンスがありながらこれを決め切れずにタイブレークに入ると、3度のミニブレークを許し、1時間45分で力尽きた。
勝利したルースブオリは4回戦で第3シードのC・ルード(ノルウェー)か第26シードのB・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)のどちらかと対戦する。
同日には第1シードのC・アルカラス(スペイン)、第6シードのA・ルブレフ、第7シードのH・ルーネ(デンマーク)らが16強へ駒を進めた。