3月26日(現地時間25日、日付は以下同)。フェニックス・サンズはホームのフットプリント・センターでフィラデルフィア・セブン…

 3月26日(現地時間25日、日付は以下同)。フェニックス・サンズはホームのフットプリント・センターでフィラデルフィア・セブンティシクサーズを125-105で下し、連敗を3で止めた。

 この日サンズではデビン・ブッカーが29得点5アシスト、ビスマック・ビオンボが17得点13リバウンド5ブロック、クリス・ポールが13得点5リバウンド7アシスト。さらにTJ・ウォーレンが16得点8リバウンド、テレンス・ロスが15得点7リバウンド4アシスト、キャメロン・ペインが14得点7アシストと、ベンチ陣が奮起して勝利に貢献。

 なかでもビオンボは、ジョエル・エンビードというリーグ最高級のビッグマン相手に奮戦。「ビジー(ビオンボの愛称)はハードにプレーしている。それも才能なんだ。適切な時に正しいスポットにいてくれるし、彼のエナジーを僕らは利用したんだ。特にディフェンス時に、僕らのミスを何度もかばってくれたよ」とポールが称賛していた。

 この勝利で今シーズンの戦績を39勝35敗としたサンズは、ウェスタン・カンファレンス4位。5位のロサンゼルス・クリッパーズ、6位のゴールデンステイト・ウォリアーズ(いずれも39勝36敗)とのゲーム差はわずか0.5のため、プレーイン・トーナメントを回避してプレーオフへと駒を進めるためには1敗も許されないタフな状況と言っていい。

 そんななか、25日にサンズへ朗報が届いた。左足首を痛めたことで、9試合連続で欠場中のケビン・デュラントが、復帰へ向けて前進しており、30日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦の復帰を目指していると『The Athletic』が報道。

 2月のトレードでブルックリン・ネッツからサンズへ加入後、3試合のみの出場ながら、デュラントは平均26.7得点7.3リバウンド3.7アシスト1.3ブロックを残しており、ウルブズ戦で出場できれば、遅ればせながら待望のホームゲームデビューとなる。

 また、腰を痛めたことで4試合連続欠場しているディアンドレ・エイトンが復帰となれば、サンズはフルメンバーがそろうこととなる。