ヤンキースの田中将大投手がダルビッシュ有投手との投げ合いとなった23日(日本時間24日)の本拠地レンジャーズ戦で8回を3安打2四球9奪三振、無失点と圧巻のピッチングを披露した。対するダルビッシュも7回を2安打10奪三振無失点と力投。白熱した…

ヤンキースの田中将大投手がダルビッシュ有投手との投げ合いとなった23日(日本時間24日)の本拠地レンジャーズ戦で8回を3安打2四球9奪三振、無失点と圧巻のピッチングを披露した。対するダルビッシュも7回を2安打10奪三振無失点と力投。白熱した日本人エース対決でヤンキースタジアムを沸かせた田中について、称賛の声が寄せられた。

■球団ツイッターで「エース復活の流儀」、ファンも称賛

 ヤンキースの田中将大投手がダルビッシュ有投手との投げ合いとなった23日(日本時間24日)の本拠地レンジャーズ戦で8回を3安打2四球9奪三振、無失点と圧巻のピッチングを披露した。対するダルビッシュも7回を2安打10奪三振無失点と力投。白熱した日本人エース対決でヤンキースタジアムを沸かせた田中について、称賛の声が寄せられた。

 今季ここまで14登板で5勝7敗、防御率6.34と不安定な投球が続いていた右腕はダルビッシュとのメジャー初対決で発奮。味方の好守にも支えられながら8回まで好投を見せた。これを受け、ヤンキース公式ツイッターは「エース復活の流儀」と称賛した。

 100球に達して降板した直後、球団は公式ツイッターで「タナカタイム! 8回無失点で9奪三振」と速報。するとこれまでの投球に辛口のヤンキースファンも手放しで褒め称えた。

「一流のタナカだ」
「昔のタナカがついに復活か?」
「ワオオオオオオオオオ 壮観だ」
「我々のエースが戻ってきた」
「今夜はエースのようなピッチングだ」
「クールだ! このタナカを今後もっと見たい」
「徐々にエースとして戻ってきた」

■「トレードに出せと騒いでいた奴らはどこに?」

 ツイッターではそのような声が上がり、復活の投球を見せた右腕に賛辞が贈られた。防御率6点台の不振から一時はトレード論も浮上したが、「彼をトレードに出せと騒いでいた奴らはどこに行ったんだ?」という声も上がった。

 球団公式ツイッターは「エース、復活の流儀だ」とのメッセージも出し、拍手の絵文字三連発で田中をねぎらった。

 試合は両先発投手が降板後に両軍が1点ずつを加えて延長戦に突入。10回にヤンキースがトレイエスの決勝打でサヨナラ勝利を収めた。田中に勝敗はつかなかったが、防御率は5.74に。意地の力投でヤンキースファンの信頼を再び掴み取った。