■アル…

■アルバルク東京vsレバンガ北海道(@国立代々木競技場 第一体育館)

GAME1:3月25日15時5分、GAME2:3月26日15時5分

 サンロッカーズ渋谷と星を分けた前々節の時点で、東地区首位の千葉ジェッツと5ゲーム差がついたアルバルク東京。落とせない試合が続くなか、前節の茨城ロボッツ戦は第1クォーターでわずか9得点というスロースタートながら、セバスチャン・サイズの奮闘で前半は1点ビハインドでしのいだ。ロースコア気味のなかで第4クォーターに5点差を追いつくと、その後の5分間は16-6と地力を見せつけ、無事にホーム連勝記録を更新した。今節もその記録を伸ばし、千葉Jとのゲーム差を縮めていきたい。

 指揮官交代後は前々節までに3勝3敗と上昇の兆しが見られるレバンガ北海道は、前節の群馬クレインサンダーズ戦で96得点を挙げる会心の勝利だった。ドワイト・ラモスが今シーズン最多の26得点をマークしたほか、松下裕汰も今シーズン最多タイの11得点。松下は3ポイントシュートを3本すべて決め、ラモスも8本中4本、中野司は5本中4本成功させた。フリースローだけで22得点を稼ぐなど、オフェンス面は15個のターンオーバーを除けば満足の出来だった。

 第17節の対戦では、北海道も88得点を挙げているものの、A東京が106得点と爆発。安藤周人の3ポイントシュート9本と、ライアン・ロシターのオフェンスリバウンド9本が北海道にとっては特に大きな脅威となった。その結果を踏まえると、前節は得点が伸びた北海道もディフェンスにフォーカスしたいところ。立ち上がりからディフェンスの強度でA東京を慌てさせたい。

文=吉川哲彦

■ロスター

・A東京(HC:デイニアス・アドマイティス)

ジャスティン・コブス

藤永佳昭

岡本飛竜

吉井裕鷹

安藤周人

ザック・バランスキー

セバスチャン・サイズ

平岩玄

ライアン・ロシター

田中大貴※インジュアリーリスト

笹倉怜寿

アレックス・カーク

小酒部泰暉

・北海道(HC代行:小野寺龍太郎)

橋本竜馬

ナナーダニエル弾

ドワイト・ラモス

寺園脩斗

中野司

高橋耕陽

荒川颯

桜井良太

島谷怜※特別指定

ブロック・モータム

サムソン・フローリング

ショーン・ロング

デモン・ブルックス ※インジュアリーリスト

内藤耀悠 ※ユース育成特別枠

松下裕汰