「ノジマTリーグ 2022-2023シーズン」は22日、代々木第二体育館でプレーオフ女子セミファイナルが行われ、トップおとめピンポンズ名古屋と日本生命レッドエルフが対戦。3-0で日本生命レッドエルフが勝利した。 ◆「厳しい戦いが待っている」…

「ノジマTリーグ 2022-2023シーズン」は22日、代々木第二体育館でプレーオフ女子セミファイナルが行われ、トップおとめピンポンズ名古屋と日本生命レッドエルフが対戦。3-0で日本生命レッドエルフが勝利した。

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■海外遠征から帰国したばかり

早田ひなは、海外遠征を終えたばかりという厳しい条件の中で、ダブルス、シングルスともに粘り強い戦いで勝利し、チームのファイナル進出に大きく貢献した。

早田は今シーズン苦しんだ日本生命の戦いについて、「今回5シーズン目で、やっぱり伊藤選手と私がいるから外から見たら強そうに見えるけど、シンガポールから帰ってきたばかり。万全な状態でやれば強いけど、万全の状態で試合ができない中で勝っていかなければいけない。私はシーズン中には怪我で出れない時期もあって、伊藤選手に任せてしまった。揃ってるんですけど、常に100パーセントで戦うのは難しかった」と振り返った。

コンディションが整わない中での戦いだったが、「全日本が終わってから3回くらい体調が悪くなってしまって、全日本がマックスだとしたら落ちている感覚がある。それでもスポーツ選手はどんな状況でも戦わないといけないし、私がプレーするだけで喜んでくださる人がいる。日本代表の早田ひな、日本生命レッドエルフの早田ひなというのを見に来てくれる」と、アスリートとして戦う覚悟を明かした。

26日のファイナルについては「どの選手が来ても木下アビエルさんの方が思い切ってやってくる。調整期間もあるし、課題を克服して新しい技術を試してくる人もいる。その中で私にできるのはまずリフレッシュをして休養を取る。そして試合になれば相手との勝負。今日の試合を経験してるのは木下アビエルさんにないプラスの面だと思うので頑張っていきたい」と意気込んだ。

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文●SPREAD編集部