(C)Getty Images ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝が現地3月20日(日本時間21日)に…

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 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝が現地3月20日(日本時間21日)に、米マイアミのローンデポ・パークで行われ、日本がメキシコを6-5で下した。

 先発したメキシコの左腕パトリック・サンドバルは侍ジャパンを苦しめた。4回には先制し、追いつかれながらも始終リードを奪っていたメキシコだが、最後の最後、9回裏で村上宗隆のサヨナラ打に涙を呑んだ。サヨナラ負けが決まった後、選手たちはがっくりと肩を落とした。

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 敗れた同国を率いるベンジャミン・ジル監督は、試合後の記者会見で、日本を称え、そして準決勝を戦い抜いた自軍の選手たちに賛辞を送った。スペイン紙『MARCA』が伝えている。

「試合には負けたが、敗れてすべてが終わったわけではない。野球である以上、勝利した日本に帽子を脱がなければならない。両チームともに、ものすごい試合だった。決勝にコマを進めたのは日本だが、我々の国の野球を取り巻く未来も変わっていくことも期待している」

 同軍の快進撃は母国でも大変な反響を集めており、準決勝も非常に高い関心が寄せられていた。指揮官は「メキシコの野球は、これから激変すると思っている」と述べた。

「WBCに参加するという歴史的な出来事、そしてここで優勝するというのは国を挙げての夢となった。結果はともかくとして、我々が日本を苦しめるという高いレベルの野球をすることができ、次に魂を託したメキシコ人たちを目撃することができた。これからは、最も人気があるスポーツとまではいかなくても、多くの若者を魅了するスポーツとして成長していくはずだ」

 試合後、メキシコの選手たちがスタジアムに集ったファンに手を振って感謝を伝える姿が母国メディアで大きな反響を呼んでいる。WBC優勝国である日本との一戦は、今後のメキシコにおける野球の未来を変えるという手ごたえを得た場でもあったようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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