男子テニスの3月20日付ATP世界ランキングが更新され、R・ナダル(スペイン)は4つ下げて13位となり、約18年ぶりにトップ10から陥落した。>>シフィオンテクら、マイアミOP組合せ<<ナダルは今季、大会連覇をかけて臨んだ1月の全豪オープ…

男子テニスの3月20日付ATP世界ランキングが更新され、R・ナダル(スペイン)は4つ下げて13位となり、約18年ぶりにトップ10から陥落した。
>>シフィオンテクら、マイアミOP組合せ<<
ナダルは今季、大会連覇をかけて臨んだ1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では、2回戦で当時世界ランク65位のM・マクドナルド(アメリカ)にストレート負け。
この試合で左股関節付近を痛めており、今月1日には自身のSNSを通じてBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP/WTA1000)と22日開幕のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)を欠場することを発表。昨年、BNPパリバ・オープンで準優勝していたため今回のランキング更新で、その600ポイントが消滅することとなった。
現在36歳のナダルは、2005年4月25日に当時18歳で初めてトップ10入りを果たす。同年には全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で初優勝、ATPマスターズ1000で4タイトルを含むツアー11勝を飾り、世界ランキングは年初の51位から年末には2位へと飛躍を遂げた。
そしてナダルはそれ以降、約18年半もの間トップ10から陥落せず。昨年12月19日付の世界ランキングでは900週連続のトップ10入りという記録を達成していた。
今後、ナダルは4月9日~16日にかけて開催される男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)での復帰を予定している。