男子テニスのアリゾナ・テニス・クラシック(アメリカ/アリゾナ、ハード、ATPチャレンジャー)は18日、シングルス準々決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している第1シードのM・ベレッティーニ(イタリア)は世界ランク132位のA…

男子テニスのアリゾナ・テニス・クラシック(アメリカ/アリゾナ、ハード、ATPチャレンジャー)は18日、シングルス準々決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している第1シードのM・ベレッティーニ(イタリア)は世界ランク132位のA・シェフチェンコに4-6, 6-3, 3-6のフルセットで敗れ、ベスト4進出とはならなかった。
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世界ランク23位のベレッティーニが同大会に出場するのは2019年以来2度目。当時は第6シードとして出場し優勝を飾った。
現在開催中のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)に第20シードとして出場したものの、初戦の2回戦でダニエル太郎に敗れ姿を消していたベレッティーニは、アリゾナ・テニス・クラシックへの出場を決断した。
1回戦で世界ランク150位のM・ベルッチ(イタリア)、2回戦で同186位のA・ブキッチ(オーストラリア)をストレートで破り8強入りしていたベレッティーニだが、この日はブレークを奪えずに第1セットを落とし追いかける展開となる。
第2セットではファーストサービスが入ったときに89パーセントの高い確率でポイントを獲得。ブレークを許さないプレーを見せセットカウント1-1に追いつく。しかしファイナルセットではセカンドサービス時のポイント獲得率が25パーセントと低い水準に。1度ブレークを許し苦しくなると、自身は1度もブレークチャンスを握ることができずに2時間で力尽きた。
勝利したシェフチェンコは準決勝で世界ランク81位のQ・アリス(フランス)と対戦。また、今大会は期間中に1日雨による悪天候のため順延となったため、18日に準々決勝と準決勝の2試合が開催。シェフチェンコはダブルヘッダー2試合目を6-7 (3-7), 6-4, 6-3の逆転でものにし、決勝進出を決めた。
決勝では世界ランク80位のN・ボルヘス(ポルトガル)と対戦する。ボルヘスはダブルヘッダーとなった18日の準々決勝で同101位のA・ポピリン(オーストラリア)、準決勝で同134位のJ・シュトルフ(ドイツ)を下しての勝ち上がり。