女子テニスで元世界ランク3位のE・スイトリナ(ウクライナ)が4月3日に開幕するクレジット・ワン チャールストン オープン(アメリカ/チャールストン、クレー、WTA500)に出場することが決まった。>>アルカラス、メドベージェフらBNPパリ…

女子テニスで元世界ランク3位のE・スイトリナ(ウクライナ)が4月3日に開幕するクレジット・ワン チャールストン オープン(アメリカ/チャールストン、クレー、WTA500)に出場することが決まった。
>>アルカラス、メドベージェフらBNPパリバOP組合せ<<
>>シフィオンテクらBNPパリバOP組合せ<<
シングルスキャリアで16個のトロフィーを獲得し、四大大会では2019年のウインブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)と全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)でベスト4入りを果たしている28歳のスイトリナ。
現在はG・モンフィス(フランス)との間に昨年10月に誕生した第一子を育てながら、ツアー復帰のためトレーニングを積んでおり、復帰となれば昨年3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)以来 約1年ぶりとなる。
また、昨年2月から隣国ロシアの侵攻を受ける母国ウクライナを支援するため、同国大統領のボロディミル・ゼレンスキー氏が設立した財団「United 24」の大使としての活動も継続。今年2月にはウクライナの首都キーウにある産科病院を訪問し発電機を寄付した。
そのような活動もあり、4月のクレジット・ワン チャールストン オープンではプロとアマチュアが垣根なくペアなどを組み対戦するプロアママッチの開催を予定。収益などはウクライナのために寄付される。
クレジット・ワン チャールストン オープンのトーナメントディレクターを務めるボブ・モラン氏のコメントが女子テニス協会のWTA公式サイトに掲載されている。
「ウクライナのために意識を高め、資金を集めることは、トーナメントとして、また選手にとって非常に重要なことだ。僕らは「Tennis Plays for Peace」の使命をさらに体現し、ウクライナと団結するために、母国のニーズを深く理解しているエリーナ(スイトリナ)と協力することに情熱を持っている」