■アイアンバローズ
【中間調整】昨年このレースでディープボンドに3/4馬身差の2着。続く天皇賞・春では5着と健闘するなど、長丁場はドンと来いというタイプ。前走は唐突とも思える東海S挑戦で、ここは10着に終わっている。その後放牧を挟んで好走実績のある阪神大賞典へ進むのは当初からの予定通り。2月22日にノーザンファームしがらきから栗東へ戻り、23日にさっそく坂路15-15を消化。以降、坂路とCWを併用するいつも通りの調整で順調に気配を上げている。CW単走だった1週前追いはある程度序盤からペースを上げていったが、ラストまで活気を保つ。終いにグイグイ追われるとグンと体を沈め、豪快な伸びを示した。
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【最終追い切り】1週前で負荷は十分。レース当週は馬の気分を優先した調整となった。直線ではまったく追わずとも軽快に加速。単走とは思えない気合い乗りがあり、重苦しさは一切感じさせなかった。
【見解】“余計なダート戦を使った”イメージはあるが、帰厩後の雰囲気を見るに影響はほとんどなさそう。カラ馬の影響が受けるなどして、力を出し切るレースでなかったのもある意味幸いだったのかも。昨年時も豪快に見えたが、今年はより素軽く豪快な動きを繰り出せている。馬具による矯正をそこまでキツくせずともすんなり走れるようになったとの話もあり、そのあたりの影響も大きそうだ。軽視禁物。
総合評価「A」
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著者プロフィール
西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター 競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。
■阪神大賞典2023 調教動画(アイアンバローズ)



















