■サン…

■サンロッカーズ渋谷vsアルバルク東京(@青山学院記念館)

GAME1:3月18日17時5分、GAME2:3月19日14時5分

 サンロッカーズ渋谷はバイウィークを挟み、2月から6勝2敗と好調を維持する。前節の三遠ネオフェニックス戦では第3クォーターに逆転されたが、最終スコア81-78で粘り勝ち。第4クォーターは相手の3ポイントシュートを封じ、19得点のライアン・ケリー、13リバウンドを挙げたジェームズ・マイケル・マカドゥの活躍が光った。

 ただ、25本を与えたオフェンスリバウンドは、アルバルク東京との“渋谷ダービー”で修正したい。マカドゥをはじめとした外国籍選手のみならず、西野曜や津屋一球など日本人選手も球際でファイトできるか。攻撃では、移籍後初の古巣戦となる司令塔の小島元基に注目だ。ジャスティン・コブスや、同級生の岡本飛竜とのマッチアップは、ダービー勝利のカギを握る。

 対する2連勝中のA東京は前節、秋田ノーザンハピネッツを83-52で圧倒した。リーグ3位のオフェンスリバウンドが示すとおり、ライアン・ロシターやアレックス・カークなどが計23本を奪い、セバスチャン・サイズの30得点でインサイドを制圧。ディフェンスでは相手のフィールドゴール成功率を29.4パーセントに封じこめた。

 SR渋谷は1試合平均83.7得点と、B1屈指の攻撃力がある一方で、ディフェンスリバウンドはB1ワーストという弱点が目立つ。A東京はロシター、カーク、サイズの3人がペイントエリアで主導権を握れば、連勝更新へ前進できるはず。A東京の吉井裕鷹とSR渋谷の井上宗一郎が同時出場すれば、日本代表の若手対決が、“渋谷ダービー”の新たな見どころにもなりそうだ。

文=大橋裕之

■ロスター

・SR渋谷(HC:浜中謙)

関野剛平

ケビン・ジョーンズ

ベンドラメ礼生

小島元基

西野曜

ジェームズ・マイケル・マカドゥ

渡辺竜之佑

石井講祐

津屋一球

ライアン・ケリー

盛實海翔

田渡修人

井上宗一郎

・A東京(HC:デイニアス・アドマイティス)

ジャスティン・コブス

藤永佳昭

岡本飛竜

吉井裕鷹

安藤周人

ザック・バランスキー

セバスチャン・サイズ

平岩玄

ライアン・ロシター

田中大貴※インジュアリーリスト

笹倉怜寿

アレックス・カーク

小酒部泰暉