19日に阪神競馬場で行われる阪神大賞典(GII、芝3000m)の「血統傾向」を分析する。2018年以降の阪神大賞典で3着…
19日に阪神競馬場で行われる阪神大賞典(GII、芝3000m)の「血統傾向」を分析する。
2018年以降の阪神大賞典で3着内に入った種牡馬データを集計した下記の血統表をもとに推奨馬2頭を紹介する。ここでは、そのうち1頭を紹介する。
◆【阪神大賞典2023/脚質傾向】馬券内率“100%”を誇る鉄板条件、該当するのはわずか1頭
■瞬発力に富んだディープインパクトの血
昨年はキズナ産駒のディープボンドが勝って連覇を達成。2、3着にオルフェーヴル産駒が入りサンデー系がワンツースリーを独占したように、サンデー系種牡馬が【4.4.5.24】と強さを見せているレース。なかでも好調なのがディープインパクト系種牡馬でその集計成績は【2.1.2.4】勝率22.2%、複勝率55.6%、単回収値127と、出走頭数が9頭と少ない中で馬券圏内に5頭も輩出している。
対してロベルト系種牡馬は、一昨年に1番人気に支持されたエピファネイア産駒のアリストテレスが7着に敗れるなど、過去10年で馬券に絡んだ事がなく、上位人気が予想されるスクリーンヒーロー産駒のボルドグフーシュについては全幅の信頼は置けない。
また阪神芝3000mは、スタートして最初のコーナーまで長さがあるコース形態となっており、加えて当レースには長距離路線からの参戦馬も多く、スローペースで流れる傾向にある。つまり「瞬発力戦」になりやすく、瞬発力に富んだディープインパクトの血が活きる展開というわけだ。
今回はディープインパクト産駒に注目する。
■ジャスティンパレス
父に無敗の3冠馬・ディープインパクト。母父にカナディアンインターナショナルS勝ちなどGI3勝のロイヤルアンセム、半兄に昨年の阪神大賞典2着のアイアンバローズといった血統構成。
本馬は2歳時のホープフルSで勝ち馬のキラーアビリティに0秒2差まで迫る2着に入り、3歳時には菊花賞で上位2頭に0秒1差及ばずの3着と、GIであと一歩手が届かない状況が続いているが、力量はGIIなら上位の存在。阪神で行われた菊花賞で好走しており、半兄のアイアンバローズも本レースで2着に好走していることからも阪神芝3000mのコースは問題ないといえそうだ。
また、父ディープインパクト×母父ヌレイエフ系の牡・セン馬は、今の時期に好走例が多く、特に3月の集計成績は【6.3.1.26】勝率16.7%、複勝率27.8%、単勝回収値117。なかでも2000m以上のレースに絞ると【5.1.1.13】勝率25.0%、複勝率35.0%、単回収値199と抜群の勝率を記録しており、年明け初戦からいきなり狙えそうだ。ここを勝って、本番の天皇賞・春で主役へ名乗りを上げるか注目の1頭だ。
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文●中井達也(SPREAD編集部)