男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は11日、シングルス2回戦が行われ、第11シードのJ・シナー(イタリア)が世界ランク43位のR・ガスケ(フランス)を6-3, 7-6 (7-2)の…

男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は11日、シングルス2回戦が行われ、第11シードのJ・シナー(イタリア)が世界ランク43位のR・ガスケ(フランス)を6-3, 7-6 (7-2)のストレートで破り、3年連続の初戦突破を果たした。
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21歳のシナーは先月の南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)で優勝。また翌週のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)では準優勝を飾っている。
今大会3度目の出場となったシナーは第1セット、序盤で2ゲーム連取を許したものの、第3ゲームから5ゲームを連取し40分で第1セットを先取する。続く第2セット、互いに1度もブレークを許さずタイブレークに突入。タイブレークに入ると、シナーは3度のミニブレークに成功し、1時間34分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでシナーのコメントを紹介している。
「ここにいること、またコートに立つことができることをうれしく思う。今日の試合はタフなものだった。特に序盤は少しきつかったけど、その後少しずつ緩んできて、ここでの初戦を勝つことができた」
シナーは砂漠のある地域に位置するインディアンウェルズについて、そのコンディションでの戦い方を「アグレッシブ(プレー)に行かないより、行く方が好きだ。でも、確かにバランスは必要なんだ。特にここでは、少し風が吹いたり、少し風が強かったりする。コート上のバランスはとても重要だね」とコメントした。
3回戦では世界ランク68位のA・マナリノ(フランス)と対戦する。マナリノは2回戦で第19シードのL・ムセッティ(イタリア)を6-4, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には、第4シードのT・フリッツ(アメリカ)、第8シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)、第9シードのH・フルカチュ(ポーランド)、第17シードのT・ポール(アメリカ)らが3回戦へ駒を進めた。