■フェーングロッテン
【中間調整】昨年夏にラジオNIKKEI賞を制し重賞初V。2走前の菊花賞は距離不適で大敗に終わったが、初の古馬相手だった前走・中山金杯ではハナ+アタマ差の3着と好走を果たしている。2000mがベストとの判断から上半期最大目標をGI・大阪杯に設定し、この金鯱賞をステップレースに選択している。2月9日にノーザンファームしがらきから栗東へ戻り、12日に坂路ラスト2F13秒5-13秒4(馬なり)と軽快に動いたのが初時計。以降、坂路で基礎鍛錬を行う宮本厩舎流の調整で、徐々に気配を上げ、1週前のCW併せ馬でレースモードに切り替えるのもいつも通り。松若風馬騎手を背に長め7Fから時計となる意欲的な内容。ラストはさすがに頭が高くなったが、稽古駆けする3歳のホープ・ヴェルテンベルクをねじ伏せ先着を果たした。
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【最終追い切り】負荷は先週までで十分。レース当週は坂路単走で脚慣らし程度の内容となった。序盤は無理をせず乗り手とピタッと息を合わせて進むと、軽く気合いを入れられたラストでスパッと手前を換え一気にギアチェンジして切れた。
【見解】1週前の強い負荷が奏功したようで、一気に闘志が満ち満ちてきたか。最終追いで見せた加速ぶりには目を見張るものがあった。好仕上がりだった前走からさらに上昇し、目下絶好調。
総合評価「S」
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著者プロフィール
西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター 競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。
■金鯱賞2023 調教動画(フェーングロッテン)























