◇米国男子◇ザ・プレーヤーズ選手権 事前情報(8日)◇TPCソーグラス ザ・プレーヤーズ・スタジアムコース(フロリダ州)◇7275yd(パー72) 松山英樹は前週の「アーノルド・パーマー招待」でアイアンを“一新”した。4月15日に発売さ…

新アイアンが入った松山英樹の撮れたてクラブセッティング

◇米国男子◇ザ・プレーヤーズ選手権 事前情報(8日)◇TPCソーグラス ザ・プレーヤーズ・スタジアムコース(フロリダ州)◇7275yd(パー72)

松山英樹は前週の「アーノルド・パーマー招待」でアイアンを“一新”した。4月15日に発売される住友ゴム工業(ダンロップ)の「スリクソン Z-フォージド II アイアン」。今年に入ってPWだけ使用していたニューモデルを4Iから9Iもスイッチした。

松山は2019年にデビューした前作「スリクソン Z-フォージド アイアン」で、21年「マスターズ」を制覇。寛容性の高いマッスルバックタイプの2代目は、自身の意見が多く反映された自信のモデルだ。

新たに投入した「スリクソン ZフォージドII アイアン」

バックフェースのトウとヒール部分よりも、中央部が肉厚に作られているのが特徴。「僕の中では、昔から良いとされるアイアンは、意外と真ん中に重心があるというか。自分が良さそう、カッコいいなと思うものが、そういうタイプが多かった」という嗜好(しこう)にも合ったもの。それでいて、向上した打感にも納得している。「考え方としては(バックフェースがえぐれている)キャビティとは逆ですよね。好きな人は好きなんじゃないかな」。なお、PWだけがノーメッキ仕上げになっている。

PGAツアーに帯同するダンロップの用具担当者によれば、新アイアンで「球の高さがわずかに出るようになった」という。最大の恩恵が「縦距離のミスに寛容になった」こと。「前作だと当たりが悪く、距離が出なさそうだなというショットが1、2ヤード先に行ってくれる」という実感がある。

昨秋にスイッチした1Wは年明け当初、「ダンロップ スリクソン ZX5 LS」でプレーする試合もあったが、第5のメジャーは「ZX5」に握り直して臨むことになりそう。3Wも1月半ばから昨年の「テーラーメイド SIM2」に戻している。

3Wはテーラーメイド「ステルス2」から「SIM2」に戻した

松山英樹クラブセッティング>
ドライバー:ダンロップ スリクソン ZX5 Mk II(ロフト角9.5度)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD DI 8TX
フェアウェイウッド:テーラーメイド SIM2(3番15度)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD DI 9TX

フェアウェイウッド:コブラ キング RADSPEED ツアー(5番17.5度)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD DI 10TX
アイアン:ダンロップ スリクソン Z-フォージド II(4番ーPW)
シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド ツアーイシュー S400
ウェッジ:クリーブランド RTX4 フォージド ウェッジ(52、56、60度)
シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド ツアーイシュー S400=52度、X200=56、60度
パター:スコッティキャメロン プロトタイプ
ボール:ダンロップ スリクソン Z-STAR XV

スリクソン ZX5 Mk II ドライバー(9.5度)。シャフトは長く愛用するツアーAD DI テーラーメイド SIM2 フェアウェイウッド(3番) コブラ キング RADSPEED ツアー フェアウェイウッド(5番) クリーブランド RTX4 フォージド ウェッジ(52、56、60度) スコッティキャメロン プロトタイプ スリクソン Z-STAR XV ボール