男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は8日にシングルス1回戦が行われ、世界ランク103位のダニエル太郎が同79位のR・カルバレス バエナ(スペイン)を6-1, 7-5のストレートで破…

男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は8日にシングルス1回戦が行われ、世界ランク103位のダニエル太郎が同79位のR・カルバレス バエナ(スペイン)を6-1, 7-5のストレートで破り、2回戦進出を決めた。
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ダニエルが同大会に出場するのは3年連続7度目で、これまでの最高成績は2018年の3回戦進出。今回は予選から出場し、2試合を勝ち抜いて本戦出場を決めた。一方のカルバレス バエナは4度目の出場で、2019年と2021年の2回戦進出が最高成績。
両者は4度目の顔合わせでダニエルの1勝2敗。直近の対戦は2019年のアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、ATP250)に遡り、1回戦でダニエルがストレート負けを喫している。
2年ぶりの初戦突破を狙うダニエルは試合開始から3ゲームを連取する好スタートを切ると、カルバレス バエナに1度もブレークポイントを与えず、第6ゲームで再びブレークを奪って第1セットを先取する。
第2セット、ダニエルは第4ゲームで3度ブレークポイントを握られるもこれを凌ぎ、直後の第5ゲームでブレークに成功。ダニエルはゲームカウント5-4で迎えた第10ゲームのサービングフォーザマッチでこの試合初めてブレークを許すも、第11ゲームでブレークを奪い、ストレート勝ちで2回戦へ駒を進めた。
ダニエルは2回戦で第20シードのM・ベレッティーニ(イタリア)と対戦する。今大会のシード勢は1回戦免除のため、ベレッティーニは2回戦からの登場。両者は5度目の対戦で、対戦成績はベレッティーニの3勝1敗。直近では昨年10月のテニス・ナポリ・カップ(イタリア/ナポリ、ハード、ATP250)準々決勝で対戦し、ダニエルは2-6, 3-6のストレート負けを喫している。
また今大会には日本勢で世界ランク34位の西岡良仁が第29シードとして出場し、初戦の2回戦で世界ランク89位のD・ガラン(コロンビア)と同97位のC・ガリン(チリ)の勝者と対戦する。