女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)は6日、シングルス予選1回戦が行われ、世界ランク138位の日比野菜緒が第8シードのK・ラヒモワを4-6, 6-3, 7-5の逆転で破り、予選決勝進…

女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)は6日、シングルス予選1回戦が行われ、世界ランク138位の日比野菜緒が第8シードのK・ラヒモワを4-6, 6-3, 7-5の逆転で破り、予選決勝進出を果たした。
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先月のタイ・オープン(タイ/ホアヒン、WTA250)でツアー初白星を飾った日比野だったが、2回戦では第5シードのM・コスチュク(ウクライナ)にストレート負け。前週のATXオープン(オースティン/アメリカ、ハード、WTA250)では予選決勝で敗れたもののラッキールーザーで本戦入り。しかし、1回戦ではA・カリンスカヤに敗れ初戦敗退となっている。
2試合に勝利すると本戦出場の権利を得ることのできるこの予選。
この日の第1セット、互いにブレークを奪い合う展開となるとゲームカウント4-4の時点で3度ずつブレーク。しかし、第10ゲームで日比野はブレークを許し、先行される。
続く第2セット、第1ゲームでいきなりブレークに成功した日比野だったが、直後の第2ゲームから3ゲームを連取され、ゲームカウント1-3とされる。それでも第5ゲームから5ゲームを連取し、セットカウント1-1に追いつく。
迎えたファイナルセット、日比野は第7ゲームで先にブレークを許すも直後の第8ゲームでブレークバックに成功。その後は互いにサービスキープが続くも終盤となった第12ゲームでブレークポイントとなるマッチポイントをものにし、2時間21分で勝利した。
勝利した日比野は予選決勝で第20シードのK・ビレル(オーストラリア)と対戦する。ビレルは予選1回戦で世界ランク133位のJ・バレージ(イギリス)を6-4, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
なお、本戦第1シードはI・シフィオンテク(ポーランド)、第2シードはA・サバレンカ、第3シードはJ・ペグラ(アメリカ)、第4シードはO・ジャバー(チュニジア)、第5シードはC・ガルシア(フランス)、第6シードはC・ガウフ(アメリカ)、第7シードはM・サッカリ(ギリシャ)、第8シードはD・カサトキナ。シード勢は1回戦免除のため、2回戦から登場する。