男子テニスのツアー下部大会テレガ・オープン(フランス/ポー、ハード、ATPチャレンジャー125)は4日にシングルス準決勝が行われ、世界ランク172位の内田海智は第2シードで同89位のU・アンベール(フランス)に1-6, 2-6のストレート…

男子テニスのツアー下部大会テレガ・オープン(フランス/ポー、ハード、ATPチャレンジャー125)は4日にシングルス準決勝が行われ、世界ランク172位の内田海智は第2シードで同89位のU・アンベール(フランス)に1-6, 2-6のストレート負けを喫し、今季初のチャレンジャー決勝進出はならなかった。
28歳の内田は昨年チャレンジャーで7度準々決勝に進出し、そのうち優勝1度、ベスト4を1度記録。今季はチャレンジャーに5度出場し、1月に行われたBWオープン(ベルギー/オティニー=ルヴァン=ラ=ヌーヴ、屋内ハード、ATPチャレンジャー125)で8強入り、先月のチッタ ディ・ロベレト(イタリア/ロベレト、屋内ハード、ATPチャレンジャー75)で4強入りしている。
今大会は、1回戦で第4シードの18歳 A・フィス(フランス)を7-6 (7-5), 6-1、2回戦で元世界ランク50位で現263位のR・ベランキス(リトアニア)を6-2, 7-5のストレートで破ってベスト8に進出。前日に行われた準々決勝では同167位のL・ロコリ(フランス)を6-4, 3-6, 6-3のフルセットで破り、今季2度目のチャレンジャー大会ベスト4進出を決めた。
初顔合わせとなるアンベールはツアー3勝を誇り、2021年6月にはキャリアハイの世界ランク25位を記録している。
この試合、アンベールは11本のサービスエースを決めてファーストサーブ時のポイント獲得率は92%(22/24本)を記録。内田は1度もブレークポイントを掴めず、自身のサービスゲームでは4度ブレークを許して試合時間59分で敗れた。
内田はチャレンジャー2勝目を飾った昨年6月のオエイラス・オープン3(ポルトガル/オエイラス、クレー、ATPチャレンジャー)以来、9ヶ月ぶりの決勝進出はならなかったものの、6日発表の最新世界ランキングでは自己最高の155位に迫る159位へ浮上する見込み。
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