(C)CoCoKARAnext 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一奪回を目指す侍ジャパンが3月3…

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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一奪回を目指す侍ジャパンが3月3日、バンテリンドームで中日と壮行試合を行い、2-7で敗戦した。投手陣では2番手に登板した戸郷翔征(22)が2失点、3番手の松井裕樹(27)が4失点を喫するなど、中日打線に捕まった。一方、打撃陣も元気がなく6安打2得点に終わった。

【動画】最速159キロで3人をパーフェクト!大勢が披露した中日戦の好投をチェック

 初戦となるWBC第1ラウンド・中国戦まで残り時間は少ないが、侍ジャパンの戦いぶりを球界OBはどう見たのか。現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は、自身のYouTubeチャンネルを更新し、3日に行われた中日との壮行試合を解説した。

 高木氏がこの日の試合で高く評価した選手は9回に登板した大勢(23)。大勢は中日打線を3者凡退に打ち取り、パーフェクト投球を披露した。この活躍に高木氏は「大勢は抑えが良いと思う」と、侍ジャパンの“守護神”に推薦。「やっぱり球の勢いが違う。159キロだよ、この時期に」と、この日最速の159キロを2球計測した大勢のボールに驚いた様子だった。また、大勢とともに守護神候補として期待される栗林良吏(26)は、乱調の松井裕樹に代わって7回2死満塁の場面で登板。中日の7番打者・木下拓哉(31)に2点適時打を許したが、後続はしっかりと抑えた。高木氏は栗林について「ピンチの時から入っていくというのは不慣れ」と述べ、「(大勢や栗林を)回の頭から使えるように繋いでいけるとベストだね」と語った。

 また、高木氏は元気のない打線についても言及する場面があった。現状の打撃陣について「打撃はどん底。大丈夫かという感じ」と話した。ただ、この日の試合では収穫もあったようで、「牧が内野安打で出て、村上が一二塁間を抜いて無死三塁の場面を作ることができた。ホームランじゃなくてもつなぐ意識があれば、チャンスを広げて点を取ることができる」と、つなぐ打線で点を取るべきと提言した。最後には「みんな一流だし、すぐきっかけを掴めば上がってくる」と今後に期待したが、残り少ないWBC本戦までに状態を上げることができるか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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