■セッション
【中間調整】デビュー2戦目の阪神芝1800m戦で勝ち上がり。そこから中7週で臨んだ前走の若駒Sでは道中2番手で進み、直線では切れ負けしてワンツー2頭には水を開けられたものの、3着はしっかり確保した。その後弥生賞を本線にノーザンファームしがらきでの短気放牧で英気を養い、2月14日に栗東へ戻っている。17日のCW単走が中間の初時計で、ここでいきなり終い重点ながらラスト1F11秒1(一杯)と豪快な切れをさっそく披露した。1週前追いは団野騎手(レースはB.ムルザバエフ騎手)が騎乗し、CWで10馬身先に行かせたオープン馬を追走する併せ馬。馬なりで取り付き、最後に少しだけ気合いを入れられ併入としている。
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【最終追い切り】この日も1週前と同じオープン馬をCWで追走。直線に入りかけたところで他厩舎の併せ馬と合流し、変則4頭併せのような形に。それでも変にテンションを上げず、闘志をグッと内に秘める。満を持しての仕掛けには迫力満点の伸び脚で応え、他厩舎2頭は置き去りに、本来の目標とした相手も手応え圧倒で半馬身先着のフィニッシュとした。
【見解】前走時もバリバリのオープン馬ラーゴムを相手に互角に動いていたが、この中間はダート短距離で活躍中で稽古駆けするドンフランキーを目標として先週、今週と圧倒する動きを見せた。脚力はもちろんだが気合い乗り、体調面も申し分ない。前走では終いに甘くなり詰めを欠いた印象だが、さらに一段階攻め内容を強化した効果で、そのあたりでの進境が見られそうだ。
総合評価「A」
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著者プロフィール
西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター 競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。
■弥生賞ディープインパクト記念2023 調教動画(セッション)














