男子テニスのチリ・ドーブ・メンケア・オープン(チリ/サンティアゴ、クレー、ATP250)は1日、シングルス2回戦が行われ、第4シードのD・シュワルツマン(アルゼンチン)は世界ランク87位のN・ジャリー(チリ)に4-6, 6-4, 6-7 …

男子テニスのチリ・ドーブ・メンケア・オープン(チリ/サンティアゴ、クレー、ATP250)は1日、シングルス2回戦が行われ、第4シードのD・シュワルツマン(アルゼンチン)は世界ランク87位のN・ジャリー(チリ)に4-6, 6-4, 6-7 (2-7)のフルセットで敗れ、4週連続の初戦敗退となった。
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30歳で元世界ランク8位のシュワルツマンは昨季から調子を落としており、今シーズンもマッチ1勝しか挙げられておらず、唯一の白星は1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)1回戦で対戦した当時世界ランク188位のO・クルチュク(ウクライナ)に対してのみとなっている。
直近では前週のリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)1回戦でD・ラヨビッチ(セルビア)にストレートで敗れ、南米でのクレーコートツアー3連敗を喫していた。
今大会の上位4シードは1回戦免除のため初戦となったこの日の第1セット、シュワルツマンは第3ゲームでブレークに成功。リードを保ち試合を進めるも第8ゲームでブレークバックを許すと結果的に4ゲームを連取され、先行される。
それでも続く第2セットでは第3ゲームでブレークに成功。その後のサービスゲームでは4度のブレークポイントを凌ぐと、サービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームをキープし、1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、第3ゲームでブレークに成功したシュワルツマンだったが第6ゲームでブレークバックを許す。その後は互いにサービスキープ続きタイブレークに突入。開始から5ポイントを連取されると1度しかミニブレークを返せず、3時間6分の激闘の末に敗戦。シュワルツマンは今季6試合を戦い、1勝5敗の成績となった。
勝利したジャリーは準々決勝で予選を勝ち上がった世界ランク153位のY・ハンフマン(ドイツ)と対戦する。ハンフマンは2回戦で同74位のR・カルバレス バエナ(スペイン)を7-6 (8-6), 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には世界ランク66位のJ・ムナル(スペイン)と同84位のT・モンテイロ(ブラジル)が8強に駒を進めた一方で第1シードのL・ムセッティ(イタリア)は2回戦で姿を消している。