東京でのWBC1次ラウンドに向けて府中市に滞在して調整中 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一を目指す野…

東京でのWBC1次ラウンドに向けて府中市に滞在して調整中

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一を目指す野球日本代表「侍ジャパン」と、12日の1次リーグ4戦目で激突するのがオーストラリア代表だ。現在は来日して東京・府中市に滞在しながら本大会に向けて調整中。代表選手らの溢れんばかりの“府中愛”を、豪州野球連盟の公式サイトが紹介している。

 ルーク・ウィルキンス投手には「本当にシンプルで、もの凄くおいしいんだ」とお気に入りのラーメン屋があり、代表メンバーもよく訪れるという。メニューは日本語で、英語を話せる店員はいないが「店のスタッフはとても親切で、料理はおいしく、スタッフはオーストラリア代表の選手が来るととても喜んでくれる」と感謝する。

 大事な大会を控え、異国の地で長く過ごすことは簡単なことではないが、グレン・ウィリアムズCEOは、府中市を「国外における私たちのホーム」と呼ぶ。昼食時や練習時にはオーストラリアの音楽を流してくれて、より快適に過ごせるように配慮してくれることもあるという。それにより、選手やスタッフらは府中の人々とのつながりを実感している。

 ウィルキンスは「ここ(府中)が大好きなんだ。みんな、僕らのことを大歓迎してくれるし、野球のことも大好きだ。ここに来ると有名人になった気分になるよ。本当に、我が家のように感じている」と喜ぶ。

2018年に訪れたマッサージ店で歓喜「小さなことが大きな違いを生む」

 親善試合のために来日した2018年も府中に滞在。この時訪れたマッサージ店を今年、再び訪れると「みんなが私の名前を知っていた。彼らはあまり英語を話せないけど、『ルーク!』『ウィルコ!』『ウィルキンス!』って呼んでくれた。本当にクールなことだよ。こういう小さなことが大きな違いを生むんだ」と“おもてなし”に驚きの声を上げた。

 ウィリアムズCEOは、府中市のグラウンドを眺めながら「私たちが大きな大会に向けて準備できるように、朝から20~30人の人たちがグラウンドを整備してくれている。彼らはそんなことをする必要はないのに」と感謝の言葉を口にする。市をあげてトレーニング施設を提供し、ホテルの確保を助け、現場ではサポートスタッフを準備して、地元イベントへの参加などもコーディネート。あらゆる面で、チームをサポートしている。

 練習には豪州の旗を持ったりユニホームや帽子を着用した日本人ファンの姿もある。ウィルキンスが「彼らは僕らが誰であるか知っていて、僕らに会うのをとても楽しみにしてくれるんだ」と話すように、府中での充実な日々で本大会に向けて調子を整えている。(Full-Count編集部)