2023年2月26日(日)に、千葉県印西市の松山下公園総合体育館にてスポーツクライミング・リードジャパンカップ 2023(LJC 2023)男女準決勝・決勝が開催された。結果は、女子:森 秋彩、男子:小俣 史温が優勝に輝いた。森 秋彩が4大…
2023年2月26日(日)に、千葉県印西市の松山下公園総合体育館にてスポーツクライミング・リードジャパンカップ 2023(LJC 2023)男女準決勝・決勝が開催された。結果は、女子:森 秋彩、男子:小俣 史温が優勝に輝いた。
森 秋彩が4大会連続優勝
女子決勝には、先日開催された「ボルダージャパンカップ 2023」にて優勝に輝いた伊藤ふたばや、2位の野中生萌をはじめ、森 秋彩、谷井菜月、小池はな、久米乃ノ華、柿崎 未羽、平野夏海の計8名が名を連ねた。
優勝に輝いた森は、予選・準決勝と課題を全て完登してトップ通過。最終8番手で登場し、7番手で首位となっていた谷井の記録を越えることが出来るかに注目が寄せられた。森は多くの選手が苦しんだスタート地点で時間を要するも、持ち前の安定感でクリアしていく。その後は危なげなく高度を上げ、2位の谷井の記録を抜いて優勝を決めた。ラストは完登に期待が高まったが惜しくも落下してしまい、完登での優勝とはならなかった。しかし、危なげなく課題をクリアしていき見事最高到達点を記録して大会4連覇を達成。リードジャパンカップにおいては自身6度目のVに輝いた。
尚、2位には谷井菜月、3位には野中生萌、ボルダージャパンカップで優勝した伊藤ふたばは4位の結果となった。
男子は16歳小俣が初優勝を飾る
男子決勝には、昨季のリードW杯で年間ランキング2位に輝いた本間大晴をはじめ、小俣 史温、鈴木 音生、吉田 智音、百合草 碧皇、樋口 純裕、安楽 宙斗、上村 悠樹の8名が進出し、10代の選手が多く出揃った。樋口、本間、百合草など世界の舞台を経験する選手たちが上位を占めると予想されたが、準決勝7位の鈴木音生が38+の好記録を叩き出す。後続の選手たちはこの記録を越えることが出来ず、準決勝2位の小俣の出番となる。
小俣は軽快に高度を上げ、鈴木の記録に迫っていった。疲労も見える中で鈴木の記録に到達、その一手先に手をかけたが鈴木と同記録の地点で落下してしまう。記録は鈴木と同記録となったが、準決勝の順位が高い小俣が首位に躍り出た。残す最終8番手の安楽は、予選から準決勝まで1位通過で優勝に期待が寄せられたが、まさかの中盤地点で落下。この瞬間に首位の小俣の初優勝が決定した。
尚、2位には鈴木音生、3位は吉田 智音の結果となり、10代の選手が表彰台を席巻した。
開催概要
名称:リードジャパンカップ2023(LJC2023)
主催:公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会(JMSCA)
後援:スポーツ庁、公益財団法人日本スポーツ協会、公益財団法人日本オリンピック委員会、千葉県、千葉県教育委員会、印西市、印西市教育委員会
主管:一般社団法人千葉県山岳・スポーツクライミング協会(CMSCA)
企画・運営:LJC2023実行委員会
協力:千葉県フリークライミング協会(CFA)
協賛:KDDI株式会社、三井不動産株式会社住友商事株式会社、オリエンタルバイオ株式会社、牛乳石鹼共進社株式会社、日新火災海上保険株式会社、東商アソシエート株式会社、西尾レントオール株式会社、サントリー食品インターナショナル株式会社
オフィシャルマーケティングパートナー:株式会社博報堂DYメディアパートナーズ
会場: 松山下公園総合体育館(千葉県印西市浦部275)
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