ピッチクロックで自らサイン「慣れてくれば、もっといい感覚で投げられる」■アスレチックス ー エンゼルス(オープン戦・日本…

ピッチクロックで自らサイン「慣れてくれば、もっといい感覚で投げられる」

■アスレチックス ー エンゼルス(オープン戦・日本時間1日・メサ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は2月28日(日本時間1日)、敵地・アスレチックス戦に今季初登板。2回1/3を投げて2奪三振2四球、無安打無失点と好投した。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)へ最初で最後の調整登板で、上々の仕上がりを見せた。

――ネビン監督が投球間に打者を圧倒していたと話していた。
「自分で圧倒していたかどうかは分からないので、自分の間合いというか、それが変わるのが大事だと思いますし、今日に関しては間に合ってましたけど、ちょっと急がないといけないみたいな気持ちが多少あったんじゃないかと思うので。そこら辺は時間的にも余裕がありますし、慣れてくれば、もっといい感覚で投げられるんじゃないかと思っています」

――調子自体は。
「1つ、全球種を投げてみる。打者がどうのこうのではなくて。全球種を投げてみるというのを。基本的にどの球も良かったんじゃないかなと思いますし、そこそこ良かったんじゃないかなと思っています」

――WBCはピッチクロックはないが、想定して投げるか。
「そこまで厳密にはやらないですけど、ピッチコムも使えないので。意識したところで、そういう間合いにならないように。気持ち早めるぐらいで十分なんじゃないかなと思います。いく前に1回試せたのはすごく大きいことじゃないかなと思うので。シーズンに向けた不安もなくして、まずしっかり日本に行けるというのは気持ち的にはプラスになると思います」

――WBCはどれぐらい楽しみか。
「どの試合かは決まってないですかね。どのぐらい楽しいかは行ってみないと分からないですけど、出たいなと思っていた大会ではあるので。前回は出られなかっただけに、それは楽しみにしています」

――最速98マイル(約158キロ)が出ていた。予定通りか。
「初回はライブBPと違いますし、気持ちも入るマウンドなので、上げすぎないように。いっても95ぐらいじゃないかと思っていたので。それはそれで良かったですし、2イニング目に関しては1球ぐらい100マイルが出ればいいかなと思っていたんですけど、まぁ98マイルぐらいまで行っていたので、良かったんじゃないかと思います」

――ピッチコムを使ってみて。自分からサインを出したか。
「基本的には自分で出してましたね。これからどうなるか分からないですけど、今日に関してはスムーズにいったんじゃないかなと思います」

――ピッチコムはどこにつけていたか。
「分からないということは良いことじゃないかなと。ははは」

――トラウトに「自分よりいい選手は日本にいっぱいいる」と話していたそうだが、それは誰のことを指すのか。
「見た方が早いんじゃないかなと。是非見てみてください」

――藤浪晋太郎と9年ぶりに投げ合った。
「直接はやっていないので、どんな球だったかは分からないですし、イニング間もあまり見ないタイプなので。今日も裏にいってましたし。実際に試合をやる時は僕も立つと思うので、その時を楽しみにしたいなと思います」

――どれだけ打席に立ったら十分だと思っているか。打撃の仕上がりは。
「例年だったら50打席くらい、シーズン開幕まで立つと思うんですけど、ライブBP含めちょっと多めに入ったので、例年通りのペースで来ているんじゃないかなと思います」

WBCへ最初で最後の調整登板「1イニング1イニング、1人1人大事に投げたい」

――ロックアウトで開幕が延期した昨季の経験を考えればアジャストできる。
「ここ何年かはコロナとか色々あって、開幕までまちまちなので。それまでの期間とかバラバラですし。さっき50打席立つと言いましたけど、50打席立たないといけないみたいなものはないので。別に1打席だろうが、5打席だろうが、要はボールの見え方がいいかどうかが打席では大事なので。そこさえしっかりクリアできていれば打席数とか関係ないかなと思います」

――2回にゲッツーに打ち取った球種は。
「スプリットですね。抜けたスプリット」

――球数を抑える狙いがあったか。
「今日はあんまり何も考えずに投げましたね。どちらかというと自分がどういう球を投げているかといところにフォーカスしていましたし。3ボール2ストライクだからとか、2ストライクだからとか、シーズン中と同じように投げようとかじゃなくて、どのカウントでも自分が確かめたいとか思って。最初の登板いつもそんな感じなので。そういう感じで投げました」

――仕上がり具合は。
「シーズン中と比べたりしないですし。シーズンだからとか今だからとかではなく、今できる100%で。今日もそのつもりで投げたので。最初はそんなに長いイニング投げられないと思うので。1イニング1イニング、1人1人大事に投げたいなと思いますね」

――アリゾナでやり残したことはないか。
「今日まで体調良く今のところ合流できそうなので、それが1つまずいいところかなと思います。ここまで順調に来ているところが自信になるんじゃないかなと思います」

――鈴木誠也が侍ジャパンから離脱した。
「残念がっていましたし、現時点ではシーズンに響かないように、何とかシーズンまでに間に合うように大事にケアしてほしいなと思います」

――WBCへ不安や重圧は。
「前日とかになってみないとそれは分からないですね。僕も経験したことがないので。経験したことがないことは予測では言えないかなと思います」

――二刀流でのオープン戦出場がなかった。
「それはあまり考えてなかった。1個1個出た方が課題が明確になるので。良い登板だったんじゃないかなと思います」

――約10日後に全力で本番に投げることになる。
「段階的な話であんまり初回は飛ばさないといいましたけど、気持ち的にはオープン戦の1戦目だろうが、WBCの決勝だろうが、ワールドシリーズの1戦目も、もちろん同じつもりで準備から入るので。全部の登板そのつもりでいっています。そうじゃないとなかなか結果はついてこないかなと思います」(小谷真弥 / Masaya Kotani)