男子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)は27日、シングルス1回戦が行われ、第7シードのA・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク47位のJ・レヘチカ(チェコ)を4-6, 6-3, 6…

男子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)は27日、シングルス1回戦が行われ、第7シードのA・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク47位のJ・レヘチカ(チェコ)を4-6, 6-3, 6-4の逆転フルセットで破り、初戦突破を果たした。
>>西岡vsティアフォー 1ポイント速報<<
>>西岡 良仁、アルカラスらアカプルコ組合せ<<
>>ジョコビッチらドバイ選手権組合せ<<
この試合、第1セットを落としたズベレフだったが、第2・ファイナルセットでは11本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに79パーセントの確率でポイントを獲得し1度のブレークに抑えた。
リターンゲームでは後半に連れてミスが増えてきたレヘチカに対し、ファイナルセットでは9本のウィナーを決めるなど2度のブレークに成功。2時間5分で逆転勝ちをおさめた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはズベレフのコメントが掲載されている。
「試合の出だしはあまり良くなかったね。でも、こういう試合は今の僕にとってとても重要なんだ。次の試合では、もっといいプレーができると思う。もし、自分のプレーが良くなかったとしても、勝つための方法を見つけなければならないこともあるんだ」
またズベレフはそのようなプレーをすることにおいて、『BIG4』の名前を例にだした。
「ロジャー(フェデラー)やラファ(ナダル)、ノヴァーク(ジョコビッチ)、アンディ(マレー)がこの20年間やってきたことだし、彼らから学ぼうとしているんだ」
ズベレフは2回戦で世界ランク54位のE・ルースブオリ(フィンランド)と同92位のC・オコネル(オーストラリア)のどちらかと対戦する。
同日には第2シードのA・ルブレフ、世界ランク29位のA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)、同39位のT・フリークスポール(オランダ)、同101位のT・コキナキス(オーストラリア)らが初戦を突破している。
ドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権の第1シードはN・ジョコビッチ(セルビア)、第3シードはD・メドベージェフ、第4シードはF・オジェ アリアシム(カナダ)、第5シードはH・フルカチュ(ポーランド)、第6シードはK・ハチャノフ、第8シードはB・チョリッチ(クロアチア)。今大会はシード勢の1回戦免除はなく、全選手が1回戦から登場する。