オリックス小木田が語る宇田川「最初は人見知り、慣れたら寂しがり屋」 日本代表のユニホームで存在感を発揮する剛腕は、チーム…
オリックス小木田が語る宇田川「最初は人見知り、慣れたら寂しがり屋」
日本代表のユニホームで存在感を発揮する剛腕は、チームメートにも微笑ましく映っている。侍ジャパンで躍動する宇田川優希投手を見て、オリックスの小木田敦也投手は「ようやく“オリックスにいる宇田川”になってきましたね」と安心している。
小木田と宇田川は1998年生まれの同学年。エースの山本由伸投手と“吹田の主婦”こと山崎颯一郎投手の4人で「小木田世代」と題して仲の良い投手4人組だ。「世代代表」とイジられる小木田は「宇田川との会話が続かないのは間違いない。途中で変な声を挟んでくる」と苦笑いで明かす。
2月中旬に侍ジャパンへ合流した頃は「あんまり前に出るタイプじゃないからなぁ……」と、仲間の“ポジショニング”に不安を隠せなかった。その後は食事会なども開催され「ダルビッシュさんにイジってもらって、やっと“宇田川”に戻った気がする」とホッとしている。
「宇田川は最初人見知りだけど、慣れたら寂しがり屋。1人ではいられないのか、絶対に誰かと絡んでいます。いつも何を言っているのかわからない。理解不能です。ただ、会話が成立しないのに、一緒にいると楽しい雰囲気になる」
一緒に食事に行けば「焼肉はタン10人前を3セットでスタート。ハラミ、ライス大を何回かおかわり。そりゃ、ダイエットしなさいってなるよな……ってぐらい食べますよ」と爆笑する。
投手としての能力を絶賛「あれは聞いても分からない」
また宇田川の武器である「弾丸フォーク」には「あれは聞いてもわからない。同じ投手だけど、あんなに速いフォークを投げれるのは本当にすごいとしか言いようがない」と手放しの絶賛だ。
「普段の天然キャラからは何も考えてなさそうだけど、投球のことはすごく考えてます。ただ……。本当に考えてるかは外から見てもわかりません……」
そう言いながらも、練習中やブルペン待機時は真剣に投球の話をする。だが、そんな「真面目トーク」さえも脱線することが目立ち「入団してから、僕に何個も“あだ名”をつけてきて……。発想力がすごい。数えきれないぐらい頭に浮かぶようです」と頭をかく。
どんな時も可能性を広げる“無限の宇田川”とでも言うべきか。仲間に愛される剛腕が、もうすぐ世界と対峙する。(真柴健 / Ken Mashiba)