男子テニスのツアー下部大会、アビエルト・GNPセグロス(メキシコ/モンテレイ、ハード、ATPチャレンジャー)は25日、シングルス準決勝が行われ、第8シードの綿貫陽介は世界ランク160位のB・ゴヨ(クロアチア)に6-7 (5-7), 4-6…

男子テニスのツアー下部大会、アビエルト・GNPセグロス(メキシコ/モンテレイ、ハード、ATPチャレンジャー)は25日、シングルス準決勝が行われ、第8シードの綿貫陽介は世界ランク160位のB・ゴヨ(クロアチア)に6-7 (5-7), 4-6のストレートで敗れ、決勝進出とはならなかった。試合後には自身のSNSで「少しの差が今日はあったと思う」と振り返った。
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世界ランク130位の綿貫は先月、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で予選を勝ち抜くと本戦1回戦でA・リンデルクネシュ(フランス)を破り、四大大会初白星を飾った。しかし、前週のデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)は、予選から出場を予定していたが体調不良により欠場していた。
今大会の1回戦ではワイルドカードで出場するJ・ヴァン ダインス(アメリカ)を6-0, 6-1で破り、初戦を突破。2回戦では元世界ランク18位のB・ペール(フランス)を7-6(7-2), 6-1で下して8強入りすると、準々決勝では第3シードのD・クドラ(アメリカ)に3-6, 7-6 (7-3), 6-2の逆転勝ちをおさめた。
準決勝、綿貫は11本のサービスエースを記録するも4本のダブルフォルトも犯す。ファーストサービスが入ったときには87パーセントの高い確率でポイントを獲得したがセカンドサービス時には46パーセントの確率にとどまった。サービスゲームでは第2セットで与えた唯一のブレークが大きくのしかかると、リターンゲームでは1度もブレークを奪えずに1時間20分で力尽きた。
綿貫は試合後にツイッターを更新し「今日の準決勝、負けてしまいました。昨日のナイトマッチからリカバリーが上手く出来ずタフな試合でした。相手のプレーも良く自分も良いプレーが多かったですが大事な所や少しの差が今日はあったと思います!来週はアカプルコ本戦入れなかったので1週空きインディアンウェルズが次の試合になります」とつづっている。
勝利したゴヨは決勝で第6シードのN・ボルヘス(ポルトガル)と対戦する。ボルヘスは準決勝で世界ランク257位のM・クルーガー(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
なお、綿貫は今後、来月8日に開幕するBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)への出場を予定している。



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