男子テニスのオープン13・プロヴァンス(フランス/マルセイユ、ハード、 ATP250)は25日、シングルス準決勝が行われ、第1シードのH・フルカチュ(ポーランド)が世界ランク50位のA・ブブリク(カザフスタン)を6-4, 7-6 (7-4…

男子テニスのオープン13・プロヴァンス(フランス/マルセイユ、ハード、 ATP250)は25日、シングルス準決勝が行われ、第1シードのH・フルカチュ(ポーランド)が世界ランク50位のA・ブブリク(カザフスタン)を6-4, 7-6 (7-4)のストレートで破り、今シーズンのツアー初優勝に王手をかけた。
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世界ランク11位のフルカチュは先月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で16強入りしたものの、前週のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)では2回戦で敗退。
今大会は初戦で世界ランク133位のL・リーディ(スイス)、準々決勝で同69位の69位のM・イメル(スウェーデン)を下し4強入りした。
この試合、フルカチュは22本ものサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに82パーセントの高い確率でポイントを獲得。ブブリクに3度ブレークチャンスを与えたものの、ピンチの場面でサービスでのフリーポイントが決まりブレークを与えず。
リターンゲームでは9度のチャンスを創出し、1度ブレークに成功。最終的には第1セットで奪った1つのブレークにとどまったものの、第2セットのタイブレークも制し1時間36分で勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはジュニア時代から親交のあるブブリクについて、フルカチュのコメントが掲載されている。
「サーシャ(ブブリク)とは僕が11歳か12歳の頃から知っていて、ジュニア時代にはダブルスも組んだことがあるんだ。彼はとても楽しい人で、このスポーツに素晴らしいエネルギーを与えてくれる。彼は信じられないようなショットを打つことができるんだ。ジュニアの頃からプレーしていたのに、今はATPの大会で準決勝に一緒に進むとか、高いレベルでプレーしているのは素晴らしいことだよ」
昨年6月のテラ・ウォルトマンオープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)以来 約8カ月ぶり6度目のタイトル獲得をかけて、フルカチュは決勝で世界ランク60位のB・ボンズィ(フランス)と対戦する。ボンズィは準決勝でワイルドカード(主催者推薦)で出場している同118位 のA・フィス(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。