6月17日に静岡・エコパスタジアムで日本代表デビューを果たし、アイルランド代表相手に攻守で奮闘したCTBウィリアム・トゥポウ(コカ・コーラレッドスパークス)だが、その試合で自身がおこなった危険なプレーが問題視され、24日の対アイルランド代…

 6月17日に静岡・エコパスタジアムで日本代表デビューを果たし、アイルランド代表相手に攻守で奮闘したCTBウィリアム・トゥポウ(コカ・コーラレッドスパークス)だが、その試合で自身がおこなった危険なプレーが問題視され、24日の対アイルランド代表第2戦には出場できなくなった。

 17日のアイルランド代表戦の後半16分、トゥポウは相手チームの長身LOデビン・トナーへタックルにいった際、グラウンドから持ち上げて上半身から落とす行為をしていた。レフリーからカードは提示されなかったものの、ジュディシャル・オフィサーの光明宏之は、ワールドラグビー「競技に関する規定」第17条に基づき、違反の判決を下し、3試合の出場停止処分が決定した。

 トゥポウは24日に東京・味の素スタジアムでおこなわれるアイルランド代表戦(第2戦)のほか、所属するサンウルブズの7月最初のスーパーラグビー2試合(7月1日のライオンズ戦、7月8日のストーマーズ戦)も出場できない。

 この処分に伴い、トゥポウは6月19日に日本代表から離脱することが決定した。