男子テニスのオープン13・プロヴァンス(フランス/マルセイユ、ハード、 ATP250)は24日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードのH・フルカチュ(ポーランド)が世界ランク69位のM・イメル(スウェーデン)を6-3, 3-6, 7-6…

男子テニスのオープン13・プロヴァンス(フランス/マルセイユ、ハード、 ATP250)は24日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードのH・フルカチュ(ポーランド)が世界ランク69位のM・イメル(スウェーデン)を6-3, 3-6, 7-6 (8-6)のフルセットで破り、今季初のベスト4進出を果たした。
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世界ランク11位のフルカチュは先月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で16強入りしたものの、前週のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)では2回戦で姿を消している。
上位4シードが1回戦免除のため初戦となった2回戦で世界ランク133位のL・リーディ(スイス)を4-6, 6-3, 6-2の逆転で下し初戦突破を果たしたフルカチュ。この日の第1セットではファーストサービスが入ったときに79パーセントの確率でポイントを獲得。第1ゲームでブレークを許したものの、直後の第2ゲームでブレークバックに成功。第6ゲームで2度目のブレークを奪い先行する。
続く第2セット、フルカチュは3度のブレークチャンスを掴むも活かせず。イメルに第4ゲームでブレークを許し、1セットオールとされる。迎えたファイナルセットでは互いに1度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。イメルにマッチポイントを1度握られるも凌ぎ、2時間49分の激闘を制した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにフルカチュのコメントを掲載し「今日の勝利は本当にうれしいよ。彼(イメル)は素晴らしい選手だから、どちらに転んでもおかしくなかった。こういう試合を勝ち抜くことには大きな意味がある。準決勝に進出できて、とても興奮しているし、うれしいよ」と語った。
勝利したフルカチュは準決勝で世界ランク50位のA・ブブリク(カザフスタン)と対戦する。ブブリクは準々決勝で第4シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)を7-5, 3-6, 7-6 (8-6)のフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には世界ランク60位のB・ボンズィ(フランス)とワイルドカード(主催者推薦)で出場している同118位 のA・フィス(フランス)が4強に駒を進めている。