スポーツブルの「センバツLIVE!」で選抜高校野球全35試合無料ライブ配信!3/10の組み合わせ抽選会から配信スタート! 3月18日に甲子園球場で開幕する第95回記念選抜高校野球大会に出場が決定した大阪桐蔭(大阪)、報徳学園(兵庫)、智弁…

スポーツブルの「センバツLIVE!」で選抜高校野球全35試合無料ライブ配信!3/10の組み合わせ抽選会から配信スタート!

3月18日に甲子園球場で開幕する第95回記念選抜高校野球大会に出場が決定した大阪桐蔭(大阪)、報徳学園(兵庫)、智弁和歌山(和歌山)、龍谷大平安(京都)、履正社(大阪)、彦根総合(滋賀)、社(兵庫)の7校を紹介する。

春連覇へ大本命 大阪桐蔭(大阪)

優勝候補大本命と言える大阪桐蔭。エース・前田を筆頭に投手、野手共に多くの超高校級選手が揃う中、昨秋の神宮大会では盤石の強さを見せ2連覇を果たした。今春でも、頭ひとつ抜けているチームであることは間違い無いだろう。どの高校も打倒・大阪桐蔭を掲げ研究される中でどのような戦い方をするのか見ものである。

注目選手
前田 悠伍…エース兼キャプテンを務める今年の大阪桐蔭の核と呼べる選手。最速148キロの速球に多彩な変化球、抜群のコントロールにマウンド捌きと高校生とは思えぬ完成度を誇り今秋のドラフト1位候補でもある。周りに研究され近畿大会などでは打たれる場面もあったが、ひと冬超えさらにパワーアップしているだろう。

防御率1.19の堅守が光る 報徳学園(兵庫)

プロ注目の強肩右腕・盛田、二塁送球最速1.81秒の強肩捕手・堀のバッテリーを中心にチーム防御率1.19と高い防御率を誇り6年ぶり22度目のセンバツ出場を決めた報徳学園。昨秋行われた近畿大会では決勝で大阪桐蔭に0対1で敗れたものの、好ゲームを見せた。大阪桐蔭へのリベンジに燃える報徳学園はこのセンバツの舞台でどのような戦いを見せてくれるのだろうか。

注目選手
堀 柊那…世代屈指の強肩捕手としてドラフト候補でもある報徳学園の扇の要。名門報徳で1年春からベンチ入りし、秋からは正捕手としてチームを引っ張ってきた。守備面に注目が集まるが打撃面でも高校通算13本塁打に加え、近畿大会では打率.588を記録するなど伸び代十分である。

打倒大阪桐蔭・筆頭2度目の頂点へ 智弁和歌山(和歌山)

昨秋近畿大会ベスト4に残り、3年ぶり15回目のセンバツ出場を決めた智弁和歌山。プロ注目のスラッガー・青山を中心に、近畿大会3本塁打の中塚、脚力が自慢の多田羅、大会守備力を誇る二遊間の小畑・杉本など野手にタレントが揃っている。投手陣は最速145キロ右腕の清水などがいるが課題としてあげられる。冬を超え、投手陣の底上げが全国制覇の鍵となるだろう。

注目選手
中塚 遥翔…強力智弁和歌山打線の4番に座り近畿大会では脅威の3戦連続弾を放つなど強力打線を引っ張るっ存在である。178センチ、90キロの威圧感十分な体格だ。またミート力も高く、近畿大会では打率.600を残した。自慢の打撃でチームを優勝に導くことはできるだろうか。

高いミート力を武器に守り勝つ 龍谷大平安(京都)

昨秋の近畿大会でベスト4に残り、全国トップの4年ぶり42回目のセンバツ出場を決めた龍谷大平安。新チーム結成当初はチーム作りに苦戦していたが、4番に座る山下が昨秋公式戦打率.469、1本塁打、11打点と打線を牽引。守りでは右サイドスローのエース・桒江が多彩な変化球を操り打たせて取るピッチングで23回を投げ自責点2の活躍をみせた。センバツでも伝統の堅守で守りかつ野球を見せることができるのだろうか。

注目選手
山口 翔梧…主将でありショートを務め、打線では5番に座る攻守の中心選手。昨春から3番としてレギュラーを掴むも、夏には骨折によりメンバー外。特徴は打撃力にあり、高いミート力で広角に打ち分け近畿大会で打率.462をマーク。プロのスカウトも注目するプレーに華のある選手である。

全国屈指の打撃力を誇る 履正社(大阪)

昨秋の大阪府大会準優勝、近畿大会ベスト8と結果を残し、3年ぶり10回目の出場となる履正社。打撃センス光る技巧派左腕・増田や本塁本塁打を量産している森田を中心に投打ともに高いレベルの選手を誇る。中でも打線の破壊力は全国トップレベルを誇る。多田監督になってからは初めての甲子園となるがどのような戦い方を見せてくれるのだろうか。

注目選手
増田 壮…近畿大会ではエースでありながら、7番打者として2試合連発をマークするなど二刀流の活躍を見せ、チームを牽引した。躍動感ある投球フォームが特徴的だがランナーがいない場面でもクイックを用いるなど、打者のタイミングをずらす投球をする。センバツの舞台でも二刀流を見せることはできるだろうか。

一般枠唯一の初出場 彦根総合(滋賀)

昨秋の滋賀大会制覇、近畿大会ベスト8に残り春夏通じて甲子園初出場を決めた彦根総合。近畿大会では大阪桐蔭に4対9で敗れるも、序盤はリードするなど全国に通用することを証明した。これまでは初戦敗退続きだったが、20年に宮崎裕也監督が就任してからチームは一気に力をつけ、創部初の甲子園の切符を手に入れた。センバツの舞台でも速球派投手陣を中心に全国の強豪と互角に渡り合い、台風の目となれるだろうか。

注目選手
野下 陽祐…速球派投手陣の左腕エースとしてチームを引っ張る。170センチ、68キロと小柄だが最速138キロのキレのいい球と安定したコントロールを武器に宮崎監督から信頼を受けている。昨秋の近畿大会では大阪桐蔭戦で2安打を放つなど打撃センスも光る選手である。

04年の旋風を再び起こせるか 社(兵庫)

昨秋兵庫県大会3位、近畿大会では奈良王者・天理に打ち勝ち19年ぶり2回目のセンバツ出場を決めた社。近畿大会準々決勝では智弁和歌山にコールド負けしたが、天理に打ち勝った打力が評価され、近畿地区7枠目として甲子園の切符を掴み取った。エース・高橋を中心にした投手陣、センターラインの守備力が強みとされるが、センバツの舞台でも自分達の力を発揮し2004年以来の旋風を巻き起こすことができるだろうか。

注目選手
高橋 大和…夏春連続の甲子園出場となった社を引っ張るエース。コンパクトな投球フォームから制球力を武器に投げ込む。昨夏予選はベンチ入りしたものの甲子園ではメンバー外となってしまった。夏から秋にかけ球速を5キロアップさせ最速141キロを誇る。冬をこえ、どれだけ球威をアップさせ強豪校に立ち向かい、チームを勝利に導くピッチングができるのだろうか。