男子テニスのカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP250)は23日にシングルス準々決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク70位のA・マレー(イギリス)が予選勝者で世界ランク17…

男子テニスのカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP250)は23日にシングルス準々決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク70位のA・マレー(イギリス)が予選勝者で世界ランク170位のA・ミュレール(フランス)を4-6, 6-1, 6-2の逆転で破り、ツアーでは102度目となるベスト4進出を決めた。試合後には「信じられないくらいハッピー」と喜びを語った。
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マレーは同大会に過去6度出場し、2007年・2017年に準優勝、2008年・2009年に優勝を飾っている。2回戦で第4シードのA・ズベレフ(ドイツ)を破り8強に駒を進めていたマレーはこの試合、第1セットを落としたものの第2セット以降は1度もブレークチャンスを与えることなく、2時間4分で逆転勝ちをおさめた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはマレーのコメントが掲載されている。
「ここ数年は接戦で負けることが多かったんだ。去年、チームともそのことについて話すくらいだった。だから、オフシーズンの間に自分のゲームや身体について勉強し、練習した。そういう瞬間にもう少し自信を持てるようになったんだ」
「体調が良くなると、疲れが出てきたときにより良い判断ができるようになると思うんだ。試合の終盤や大事な場面で体力的にかなり苦しんでいたら、ポイントを縮めようとして無理に攻めたり、違うプレーをしてしまったりして、勝つための最高のチャンスにはならないかもしれない。体力的な向上が、そうした場面で役立っていると思う」
「今は信じられないくらいハッピーだし、自分を誇りに思うよ」
35歳で世界ランク70位のマレーは準決勝で世界ランク52位のJ・レヘチカ(チェコ)と対戦する。レヘチカは準々決勝で第1シードのA・ルブレフを4-6, 6-4, 6-3の逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第2シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)、第3シードのD・メドベージェフが勝ち上がりを決めている。