AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2022の西地区・準々決勝の2試合が23日に行われた。 ラウンド16で谷口彰悟の所属…

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2022の西地区・準々決勝の2試合が23日に行われた。

ラウンド16で谷口彰悟の所属するアル・ラーヤン(カタール)を下したアルドゥハイル(カタール)が、ナサフ(ウズベキスタン)を下したアル・シャバブ・リヤド(サウジアラビア)と対戦。

元柏レイソルのFWマイケル・オルンガとカタール代表MFアルモエズ・アリを2トップで起用したアルドゥハイルは、12分にエジミウソン・ジュニオールの左クロスをゴール前に抜け出したオルンガが右足で合わせたが、シュートはゴール左に外れた。

一方、元柏レイソルのGKキム・スンギュや元アルゼンチン代表MFエベル・バネガが先発したアル・シャバブは前半終了間際の45分、ボックス左深くまで侵入したモテブ・アル・ハルビの折り返しをニアでカルロスが合わせたが、これは飛び出したGKの体に当たり、ゴール右に外れた。

ゴールレスで迎えた後半、先にスコアを動かしたのはアルドゥハイル。77分、ナム・テヒの右CKからオルンガがヘディングシュートをゴールに叩き込んだ。

さらにアルドゥハイルは、85分にもカリム・ブディアフのロングパスをボックス右で受けたイスマイール・モハンマドの折り返しをオルンガが冷静に流し込み。追加点を奪った。

その後、試合終了間際の93分にサイード・アル・ルベアイのゴールで1点を返されたが、2-1で逃げ切ったアルドゥハイルが準決勝進出を決めた。

また、前回王者のアル・ヒラル(サウジアラビア)は、フーラード(イラン)と対戦。試合はアル・ヒラルがボールの主導権を握るが、先に決定機を迎えたのはフーラードだった。

15分、相手ボックス内でボールを奪い返したイフサン・パフラバンがボックス左からシュート。しかし、これはGKアル・マユーフが左足に当ててセーブ。

対するアル・ヒラルは、ゴールレスで迎えた64分にチャンス。ビエットの縦パスをボックス内のアル・ドサリが落とすと、走りこんだビエットが右足でダイレクトシュート。しかし、これは相手GKの好セーブに阻まれた。

その後は膠着状態が続く中、試合終了間際にスコアが動く。アル・ヒラルは87分、アル・シェフリの斜めのパスに反応したマレガがでボックス右から冷静にゴール左隅へシュートを流し込んだ。

結局、これが決勝点となり、1-0でアル・ヒラルが勝利した。

なお、アルドゥハイルとアル・ヒラルによる準決勝は26日に行われ、勝者が東地区勝者の浦和レッズとアジア王者を懸けて決勝で対戦する。

◆ACL2022 西地区準々決勝

2/23(木)

アルドゥハイル 2-1 アル・シャバブ・リヤド

フーラード 0-1 アル・ヒラル