女子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、WTA1000)は22日、シングルス3回戦が行われ、第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が第14シードのL・サムソノヴァを6-1, 6-0の…

女子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、WTA1000)は22日、シングルス3回戦が行われ、第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が第14シードのL・サムソノヴァを6-1, 6-0のストレートで破り、準々決勝進出を決めた。
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前週のカタール・トータルエナジーズ・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、WTA500)で今季初優勝を飾るとともに大会2連覇を成し遂げた世界ランク1位のシフィオンテク。
上位8シードが1回戦免除のため、初戦となった2回戦では世界ランク37位のL・フェルナンデス(カナダ)を6-1, 6-1のストレートで破り、2回戦に進出した。
シフィオンテクとサムソノヴァは2度目の対戦で、昨年4月のポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500)準決勝で対戦し、その時はシフィオンテクが6-7 (4-7), 6-4, 7-5で辛くも逆転勝ちをおさめていた。
しかし、この日はシフィオンテクがサムソノヴァを圧倒する。試合が始まって両者サービスキープをした後、シフィオンテクは第3ゲームから11ゲーム連取で勝利を決めた。
シフィオンテクはサムソノヴァに1度もブレークポイントを与えず、サムソノヴァのセカンドサービス時には86%(19本/22本)の確率でポイントを獲得し、5度ブレークに成功した。
勝利したシフィオンテクは準々決勝で世界ランク18位のKa・プリスコバ(チェコ)と対戦する。両者は2度目の対戦で、前回は2021年5月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)決勝戦で対戦し、シフィオンテクが6-0,6-0のダブルベーグルで勝利して大会初優勝を飾っている。
同日に行われた3回戦では、第3シードのJ・ペグラ(アメリカ)、世界ランク23位のM・キーズ(アメリカ)、同112位のK・ムチョバ(チェコ)が勝利し、8強入りを決めた。また第5シードのC・ガウフ(アメリカ)は、対戦相手の第9シードのE・ルバキナ(カザフスタン)が試合前に棄権をしたため準々決勝に駒を進めている。