ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が、去就が注目される主力選手たちについて言及した。イタリア『カルチョメルカート…

ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が、去就が注目される主力選手たちについて言及した。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。

セリエAで首位を独走するナポリ。ユベントスが不正会計のペナルティとして勝ち点15を剥奪されたことも手伝い、残り15試合で2位インテルと15ポイント差と、33年ぶりのスクデットが限りなく濃厚だ。

躍進の中心にいるのは、セリエA18得点で得点ランキングの首位に立つナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(24)と、昨夏の加入後、無名の存在から瞬く間にチームの中核を担うようになった、クヴァラことジョージア代表MFクヴィチャ・クワラツヘリア(22)だ。

2選手とも頻繁にビッグクラブからの関心が伝えられるなか、デ・ラウレンティス会長はメキシコ『TNT Sport』のインタビューで長期的に引き留めていく方針を明言した。

「私は選手との契約を結ぶ術に長けている。ひとたびナポリに来れば、私は彼らをブロックし、契約を維持するのは難しくない。時々、思わず音を上げてしまいそうになるオファーも来るが、オシムヘンとクヴァラは長くここで輝くだろう」

その一方、今夏の退団に気持ちが傾いているとされるメキシコ代表FWイルビング・ロサーノ(27)については、「残留してほしい」との言い方に変化した。

「ロサーノのことは大好きだ。とても良い選手だし、頻繁にプレーできている。彼は最近になって代理人を変更したから、会って将来について話し合う必要があるだろう」

「偉大なるロサーノがナポリに長くいてくれることを願っている。並外れた加速力があり、バイタルエリアでもチームに貢献する。もちろん彼自身がゴールを決めることもできる」

なお、インタビューでは触れられていなかったが、ナポリは契約が来季までとなっている主軸のポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキ(28)について、契約延長交渉が「待機状態」にあると伝えられている。

ナポリは今夏も忙しそうだ。