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宮崎が侍ジャパンフィーバーに沸いている。いや、「ダルビッシュフィーバー」と言うべきか。20日は侍ジャパン宮崎強化合宿の最初の休日となったが、ダルビッシュ有投手(36)は休日を返上。サンマリンスタジアム宮崎で非公開にて、宮城大弥投手(21)とキャッチボールを行うなど調整した。利き腕ではない左手で投げるなど、器用さを発揮した。
右腕の行動はこれにとどまらない。休日で球場内には入れないにもかかわらず、この日もたくさんのファンが詰めかけていた。帰りのバスに一度乗り込むと荷物を置き、宮城に目で合図。ファンの列に2人で戻りサインを書くなど、ファンサービスも怠らなかった。
【画像】侍ジャパンの投手陣が勢揃い!ダルビッシュが投稿した決起集会の様子
その後は休日を利用し、宮城らとスワンボートを楽しんだ模様。ツイッターには「宮城投手とスワンボートデート」とつづり、インスタグラムにはボートをこぐ様子を投稿。「ボートに乗ったメンバー」として山本由伸(24)、今永昇太(29)、宇田川優希(24)、高橋宏斗(20)との記念撮影も掲載した。さらに夜には投手陣で決起集会を行い、「宇田川さんを囲む会に参加させていただきました!宇田川さん、ご馳走様でした!」と宇田川を中心に投手陣が勢揃いする写真をアップした。
合宿では「選手兼任コーチ」であるかのように投手、野手かかわらず選手からの質問に耳を貸し、助言を送って向き合ってきた。厚沢和幸ブルペン担当コーチ(50)は「動く参考書。ダルビッシュ先生ですね」と感謝。栗山英樹監督(61)は「思った通り。僕以上に選手や日本のことを考えて、やってくれている。感謝です」と狙い通りの展開に表情を崩す。
ダル様々の船出となった栗山ジャパンだが、実は一つ、心配なデータがある。侍ジャパンにとって2大会連続で敗れるなど鬼門となっている米国本土での準決勝、そして勝負の決勝はフロリダ州マイアミのローンデポ・パークで開催される。マーリンズの本拠地として知られるが、実はダルビッシュとの相性が芳しくないのだ。
ダルビッシュは同球場で通算3度先発。1勝1敗ながら、防御率6・60はアベレージを大きく下回る。
2012年開場の同球場では、リーグが異なるレンジャーズ所属が長かったこともあり、ナ・リーグ移籍後の2018年カブス時代に初登板。4回1/3を5安打5失点とKOされた。
翌年は5回2/3を4安打2失点で勝利投手となったが、5四死球と制球は定まらず。パドレス移籍後の2021年にも投げたが、5回5安打4失点で敗戦投手となった。3度先発して、6回以上を投げたことは一度もない。
ダルビッシュは球場ごとに成績がはっきり分かれる傾向がある。日本ハム時代はとにかく千葉マリンでの成績が振るわなかった。
メジャーリーグでもその傾向は変わらず、ジャイアンツのオラクルパークは4先発して1勝2敗、防御率10・13。アスレチックスのオークランド・コロシアムも6先発して1勝4敗、防御率5・88だ。他にもロッキーズのクアーズフィールドが5先発で1勝1敗、防御率5・26。ここまで挙げた4球場の本拠地チームは、お世辞にも強打線とはいえない面子。その相手にはっきり数字が出てしまっている。
チームに経験と知識を還元し、リーダーとして引っ張ることはもちろん、米本土に舞台を移しての戦いでこそ、真価が問われるベテラン右腕。不安なデータを大事なマウンドで振り払いたいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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