女子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、WTA1000)は21日、シングルス2回戦が行われ、第8シードのB・ベンチッチ(スイス)が世界ランク55位のM・コスチュク(ウクライナ)を6-7 (…

女子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、WTA1000)は21日、シングルス2回戦が行われ、第8シードのB・ベンチッチ(スイス)が世界ランク55位のM・コスチュク(ウクライナ)を6-7 (7-9), 7-6 (7-5), 6-4の逆転で破り、初戦突破を果たした。なお、同一戦は今季2番目に長い試合となった。
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先月のアデレード国際2(オーストラリア/アデレード、ハード、WTA500)で優勝を果たし、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では16強入り、今月のムバダラ・アブダビ・オープン(アラブ首長国連邦/アブダビ、ハード、WTA500)では今季2勝目を飾った世界ランク9位のベンチッチ。今大会は上位8シードが1回戦免除のため、2回戦が初戦となった。
この日の第1セット、ベンチッチは第5ゲームでブレークに成功。しかし、サービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームでブレークバックを許し、タイブレークにもつれ込む。ミニブレークを奪う合う展開となるもコスチュクに3度目のセットポイントをものにされ、先行される。
続く第2セットでは第1ゲームでいきなりブレークを許すも第6ゲームでブレークを返す。その後は互いにサービスキープが続き再びタイブレークに突入。ベンチッチは4度のミニブレークに成功し、1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、序盤でブレークを奪い合うと第7ゲームでベンチッチが3度目のブレークに成功。第10ゲームでサービング・フォー・ザ・マッチを迎えると3度のブレークポイントを凌ぎ、3時間27分の死闘を制した。
勝利したベンチッチは3回戦で世界ランク112位のK・ムチョバ(チェコ)と対戦する。ムチョバは2回戦で同70位のS・シルステア(ルーマニア)を6-4, 7-6 (7-4)のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)、第2シードのA・サバレンカ、第5シードのC・ガウフ(アメリカ)、第9シードのE・ルバキナ(カザフスタン)、第13シードのJ・オスタペンコ(ラトビア)らがベスト16に駒を進めている。
【今季、試合時間が長かった対戦トップ5】
シルステア vs. B・ハダッド=マイア(ブラジル):3時間29分(ドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権)
ベンチッチ vs. コスチュク:3時間27分
L・サムソノヴァ vs. P・バドサ(スペイン):3時間22分(ドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権)
ワン・シンユ(中国) vs. A・リスケ(アメリカ):3時間22分(メリダ・オープン・アクロン)
C・マクナリー(アメリカ) vs. ヂュー・リン(中国):3時間15分(メリダ・オープン・アクロン)