男子テニスのオープン13・プロヴァンス(フランス/マルセイユ、ハード、 ATP250)は21日、シングルス1回戦が行われ、第7シードのR・ガスケ(フランス)が予選勝者で世界ランク173位のL・ロコリ(フランス)を7-6 (7-5), 2-…

男子テニスのオープン13・プロヴァンス(フランス/マルセイユ、ハード、 ATP250)は21日、シングルス1回戦が行われ、第7シードのR・ガスケ(フランス)が予選勝者で世界ランク173位のL・ロコリ(フランス)を7-6 (7-5), 2-6, 7-6 (7-5)のフルセットで破り、2年連続9度目の初戦突破を果たした。
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先月のASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、ATP250)で2018年6月のリベマ・オープン(オランダ/ロスマーレン、芝、ATP250)以来 約4年7カ月ぶりのツアー制覇を果たした36歳のガスケ。しかし、その後出場した3大会では1勝しか挙げられず、前週のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)では2回戦敗退となっている。
2014年・2017年に4強入りしている元世界ランク7位のガスケ。この日は試合開始から互いにブレークポイントを掴むも活かせずにタイブレークに突入する。序盤から3ポイントを連取したガスケが2度目のセットポイントをものにし、先行する。
続く第2セットでは第2ゲームでブレークに成功し、ゲームカウント2-0とリードしたものの直後の第3ゲームから6ゲームを連取され、1セットオールとされる。
迎えたファイナルセット、先にブレークを許しゲームカウント2-4とリードされたものの第8ゲームでブレークバックに成功。その後、ガスケは第10・第12ゲームで2度のブレークポイントとなるマッチポイントを掴むも活かせず。再びタイブレークに突入するも3度のミニブレークに成功し、3時間15分の激闘の末に勝利した。
勝利したガスケは2回戦で世界ランク105位のS・ワウリンカ(スイス)と対戦する。ワウリンカは1回戦で同132位のZ・ベルグス(ベルギー)を6-4, 6-7 (6-8), 6-4のフルセットで下しての勝ち上がり。
ガスケとワウリンカは6度目の顔合わせでガスケの3勝2敗。直近では前週のABNアムロ世界テニス・トーナメント2回戦で対戦しており、その時はワウリンカが6-3, 6-3のストレート勝ちを収めている。
同日には第5シードのM・クレッシー(アメリカ)、第6シードのD・ゴファン(ベルギー)、世界ランク58位のG・バレール(フランス)らが2回戦に駒を進めている。